神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

嗚呼、万感「シネフィルWOWOW」………

 過日、CSで録画した洋画で、「B級巨大生物映画」コンプリートBlu-ray Discをこしらえた。そのラインアップは結構凄い(゚д゚)!

 

 まず「巨大カタツムリ」が登場する『大怪獣出現』(1957年)。これは以前からその“大怪獣”を書物で見ていて、いつか観たいと願っていたモノクロの作品だった。続いて『テンタクルズ』(1977年)。蛸版『JAWS』を狙った作品で、鳴り物入りで封切られたのを思えている。CMで何度も連呼された「テン、タ、クルズ~!」とための入ったナレーションが今も脳裏に残っている。そして『グリズリー』(1975年)。こちらも熊版『JAWS』を狙った動物パニック物で、「巨大」というにはいささかサイズは小さいが、「B級」の名にはふさわしい、少年の四肢破壊まで飛び出す、ある種“やり過ぎ”のパニック映画だった。ここに“スパックロマン”“「君の感性に翼はあるか!」”の『オルカ』(1977年)が加われば「完璧」なんだろうけど、あいにくこちらの方は別のBlu-ray Discに焼いてある(;^_^A

 

 

 そんな素敵なラインナップを放映してくれたのが、CSの「シネフィルWOWOW」。独身の単身アパート時代はWOWOWに加入した経験があるだけに、いくらCATVのグレードを上げたといっても、別途料金なしに「WOWOW」の一チャンネルが拝見できるなんで、とても有難く思っている(契約しているケーブル局にだけどね(;^_^A)。しかもこの「シネフィルWOWOW」は、その名の通りほぼ映画に特化していて、しかも上記のようなB級作品や思いがけない懐かしSF・特撮なども定期的に放映してくれる。先だっても、ハリーハウゼン特集を、カラーライズ化された作品を中心に一挙放映してくれた。

 

 

 そんな、実にありがたい「シネフィルWOWOW」が、来月からチャンネル名を「WOWOWプラス」と改名するのだそうだ。そして今後は、「映画 ドラマ スポーツ 音楽」を総合的に放送していくチャンネルになるらしい。そうなると必然的に“映画特化”だった頃より放映作品はうんと減るだろうし、その削減対象に、今まで好んで観てきたB級映画がかなり含まれるのではなかろうか。もしくはリピート率がうんと減って、録画のチャンスに支障をきたすかもしれない。ただでさえ、バラエティーやスポーツに特化したチャンネルはいっぱいあるのに、わざわざここまで総合的なチャンネルにしなくてもいいのに……( ノД`)

 

 

 まあ、今後「シネフィルWOWOW」改め「WOWOWプラス」の動向は見守っていきたいけど、それ以前に後数日間しか残されていない「シネフィル」で流れる映画をチェックしていきたいと思う。

 

 まだ早いが……嗚呼万感「シネフィルWOWOW」………