神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

モモレンジャー、健在なり! バンバラバンバンバン~♪

 去る9日に、たまたまBSでホント久しぶりに『クイズ!脳ベルSHOW』を観たら、何と“ペギー松山(モモレンジャー)”こと小牧リサが解答者としてゲスト出演していた。偶然とはいえ驚きだ(;^_^A  そういえば、当番組では、つい最近も“アマゾンキラー”こと賀川雪絵も出演していたそうだから、もしかしたら当番組には「往年の特撮ヒロイン」枠があるのかもしれないな、何てね(;^_^A

 

 もっとも当番組、あくまで“昭和世代”の回顧主義に包まれたクイズ番組で、題材も昭和~平成初期にかけてのものばかり。今回だって答えが「特別機動捜査隊」だったりカレーの「LEE」だったりと、どっぷり昭和や20世紀に特化したものばかり。そんなわけで、今回の解答者も、小牧リサのほかには、Vシネ界の重鎮・小沢和義に、「たま」のメンバー・石川浩司、そして「ピーター」こと池畑慎之介という、がっつりシニア世代。何といっても最年少が小沢の55歳っていうから驚きだ。同様に小牧リサが実は池畑を抜いて最年長で、御年69歳だったってのも衝撃的だった。番組の方は小牧リサが“具志堅”状態で珍答・無答を繰り返すカオスな状況で、いかにも“バンバラバンバンバン~♪”な展開だったけど、もうすぐ年齢が孔子の言うところの「従心』に達しようとしているのに、彼女のいい意味での“ぽっちゃり”感は『秘密戦隊ゴレンジャー』の頃から変わらず“ペギー松山”のまんま齢を重ねたような印象だ。こんな表現をしたら語弊があるかもしれないが「品のある可愛い老婦人」といった風情とでもいおうか……。

 

 また彼女を紹介するところでは、司会の岡田圭右が「ゴレンジャー」と時の“ペギー松山”の写真フリップまで用意する拘りようで、彼女自身も、自分の太腿が豊かだったために、『バトルフィーバーJ』のミスアメリカ変身時のボディダブルに抜擢されたことや、ミスアメリカ役(変身前)のダイアン・マーチンが片言の日本語しか話せなかったので、その吹替も務めたなどのエピソードを披露していた。

 

岡田が準備したスチールがこちら(;^_^A

 

 思えば、今から10年前にファミリー劇場で放映された『秘密戦隊ゴレンジャー同窓会』出演時に、当時の“ペギー松山”のおなじみのコスチュームを持参し、「実は家で久しぶりに着ようとしたけど寸法的に入らなかった」などという裏話を披露するなどお茶目な姿を魅せてくれたが、それでも当時、もう還暦前だったんだと、改めて実感。そして今回、更に10年の年月を重ねた彼女を拝見できたわけである。

 

 

 私は俗にいう「戦隊シリーズ」に熱中した世代よりやや上だが(弟はジャストミートの世代だった(;^_^A)、何故か、小牧リサのことは当時から印象に残っていた。やはりあのコスチュームから醸し出すそこはかとないアダルティな妖艶さにすっかり参っていたのかもしれない。子供番組ながら、スタッフの“確信犯的”仕掛けによって……(;^_^A それにしても、往年のヒロインがこうやってメディアに登場するのは、いつの時代でも楽しいものだ(;^_^A

 

 

 ちなみに、「脳ベル」のこの回では、黒澤明監督の『乱』がクイズになっていて、その際池畑慎之介が「私が出てた作品!」って言ってたけど、実は私も出てるんだ、この映画に。当時九州の大学生で、大分・飯田高原でのロケに「次郎軍槍隊第一小隊」の足軽役でエキストラ出演してたんだ(;^_^A  だから思わず「俺も出てるぞ」ってテレビに叫んでしまったよヾ(- -;)  他にもラスト問題が、地元・広島の湯来南高校が作ったオオサンショウウオ型のコンニャクというローカルネタだったりして、小牧リサ目当てに観続けたものの、意外に自分にとっても関連ある回になっていたよ(;^_^A