神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

プリンス覚醒か?

 かつて近鉄バファローズの大田幸司、南海ホークス島本講平ヤクルトスワローズ荒木大輔、最近でいえば日ハムの“ハンカチ”こと斎藤佑樹といった、“甲子園のアイドル”がNPBの“華”となったことがあった。甘いルックスと意外性のある活躍……そんな彼らは野球人としての活躍よりも、悪く言えば球団の“客寄せパンダ”に甘んじてしまうことも多かった。そんな“甲子園のアイドル”の一人に挙げられるのが、広島東洋カープ堂林翔太だ。

 

 2008年夏の甲子園でエースとして全国優勝の栄冠を手にしたものの、大差で楽勝ムードの9回に、相手である日本文理高校(新潟)の猛攻を受け、途中降板して優勝投手になれず、試合後のインタビューで涙することに。その時は“半官贔屓”の自分としては日本文理を応援していたんだけれど、まさか同年のドラフトで、その涙にくれた堂林がカープ球団に指名されるとは夢にも思っていなかった。

 

 打者として一時開花し、そのルックスと意外性のあるバッティングで「将来の中心打者」として期待されたが、おそらくその期待で当時監督だったノムケンの“半永久欠番”だった背番号7を授かったあたりからどうも伸び悩み、ノムケン贔屓の反動で、次の監督緒方から冷遇され、出場機会も狭まり、そのままFOしてもおかしくない状態がしばらく続いた。

 

 私生活では、当時TBSの現役アナウンサーでバリバリの全国区人気を誇っていた枡田絵理奈と結婚するなど順風満帆だったものの、肝心の野球での活躍が乏しく、いつ東京に里心ついた桝田から“三行半”を叩きつけられるかなんてヒヤヒヤしていたものだった(今も時折東京のバラエティー番組に出演する桝田や、人的補償カープに来た長野の妻である下平アナは、田舎の広島人にとってはまぶしい存在だし、出来れば広島に住んでほしいと願っている。夫の仕事の都合で今は広島在住の元フジアナ・中野美奈子のように………(;^_^A)。

 

 それ故、佐々岡新体制になった今シーズン、自らの打撃好調もあって一軍の試合に多く出場し、結果を残せるようになった堂林には、感動すら覚える。もう少し活躍すれば、おそらく鈴木誠也を凌駕するくらいの人気を誇るはずである。だって彼は根っからの“プリンス”だから。

 

 そんな“プリンス”も、今や2児の父。いつまでも客寄せパンダじゃだめだぞ! チャンスに恵まれた今年こそ、飛躍してほしい! wikiには昨年までの記録しか書いてないから、今年の大活躍で、素晴らしい2020年が記載されるよう頑張ってほしい!

 

 

 ちなみに、堂林のことをかれこれ考えているうちに、彼がまだ背番号13だった、そこそこ活躍していた頃、一緒に行った居酒屋で自身のスマホを使って野球の実況放送を私に見せてくれた親友のことを思い出した。まだスマホすら珍しかった(っていうか私は未だ携帯不携帯人生を続けているヾ(- -;)時代、彼が魅せてくれた画面で、確か堂林はホームランを打ったんじゃなかったかな。そんな思い出が脳裏をよぎる。最近すっかりご無沙汰になっているけど、以前もこのブログにコメントを残してくれた高校以来の親友KTくん、忙しさにかまけてなかなか連絡できないだけれど、そして楽しみの甲子園は中止になってしまったけど、また是非杯を傾けたいと思っているので、もしよかったらメールください(^^)

 


プリンス覚醒!広島・堂林の劇的逆転グランドスラムで連敗止めた
https://news.yahoo.co.jp/articles/567646987f9dbce8327767a3bc3111dc777cb730