神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

ブレーキの効かないバイクに乗って

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 最新作『特命探偵☆葛城アキ~郷土の怒りをぶちまけろ~』の封切りから早3週間が経過してしまった。その間、私の状況はハイ&ローローローロー……といった状況で、上映直後の嬉しさいっぱいのその時にいきなり奈落の底に落とされて(何で今、この瞬間にそれをネット上で大々的にアピールするか……そこまでみんな“尻馬に乗る”のか……!)……現在ヒーヒー言いながら地べたを這い蹲っている状況だ……
 
 もっとも、嬉しいこともあった。まるでドラマのような“愛し子”たちの心意気に、それこそ泣きたいぐらい感激する一幕もあった。まだそんな私を慕って喜ばせてくれようとする者がいてくれた! 今日の仕事を終えて帰宅する途中も、そんな余韻に浸ることが出来た。 おそらく今のままでは実現がむずかしいだろうが、そう思ってくれた、そして行動に移してしてくれただけで十分だ。もう胸一杯、お腹一杯、心いっぱいだよ……いずれそんな言葉をかけてやりたい。よってこの件はまだ公表しないつもりだ
 
 いずれにしても、一旦は栄光の封切り直後、いきなり何もかも失って、監督から“一兵卒:”に成り下がって、路頭に迷った私ではあるが、もう“捲土重来”を期して行動を開始しなければならない、と思うようになった。もう今までのように誰も助けてくれないだろう。そして助けてもらったら私の負けだ。たとえ今の自分に力はなくとも、上から目線で愛しい『特命探偵☆葛城アキ』を断罪した者や、作品を見もせずそれに同調してはやし立てた者や、残念ながら(この作品に深く関わりながら)「批判ごもっとも」と“向こう側”についた多くのスタッフ・キャスト(そんなに非道い作品、現場だったのかなぁ……)に“意地”をみせるためにも、そして批判もものかは、私の撮る“広島発ヒロインアクションムービー”を未だに心から愛してくださる方々(批判が集中する中、敢えてDVD・BDの注文をしてくださる方々)のためにも、絶対に次の作品を撮ってやる。でも広島では公開しないよ。してあげないよ もう、この地で私の浮かぶ瀬はないと思ってるから(ファンの方のみ招いてミニ上映会はするかも)。その代わり、とことん広島に拘って、他都市での上映機会を模索したいと思う。
 
 昨晩、大好きな『狂い咲きサンダーロード』を観て、初めて心から主人公の“ジン”に共感してしまった。今の私はまざに広島のインディーズムービー界の“魔墓呂死特攻隊”だ。“ジン”よろしく、“シゲル”にも逃げられてしまったけど(この比喩は観た人ならば解る?)、最後にドカンとむちゃくちゃな花火を上げてやる。そしてブレーキのきかないバイクで突っ走るんだ……!
 
 とはいっても、勿論一般の人に喜んでもらえる、”スカッとする映画を撮ろうと思っている。さあ、これからが勝負だ! 頑張るぞ!