神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

ケンオウ!

 「ケンオウ」といっても、『北斗の拳』の「拳王」ではなく、その「拳王」キャラで目下売り出し中のオリックス・杉本のことでもない。同じ音の「ケンオウ」でも、こちらは「県央」。県の中心・ど真ん中のことだ。

 

 今年最初の三連休最終日の今日、家族に請われて東広島の福富町にドライブ。目的地は「道の駅湖畔の里福富」だったが、そこでこの道の駅の近辺に広島県の県央の地(つまり広島県のど真ん中)があって、そこに「県央の地モニュメント」まであることを知り、距離もそこから5キロあまりだったことで、思い切ってそこまで足を延ばすことにした。

 

 

 

 「広島県のど真ん中」にあるモニュメントだから、観光価値が高いだろうし、その分大々的なPRがされていてもおかしくないと思っていたのに、意外にも道しるべは小さくて、意外にも不案内だったり、確かに看板に「道が狭いので気おつけてください!(原文のまま)」って書いてあったけど本当に離合不能なしかも砂利道が続き、愛車の心臓部でもある大型バッテリーが配置されている“腹”の部分をこすったりと、ホント大変な道のりを走りながら、目的地を探した。ちょうど昨晩テレビで「ポツンと一軒家」を観たばかりだが、まさにそこで登場するような山道。その分娘たちは大喜びだったが(;^_^A

 

 

 やがてようやく開けた場所までたどり着いたが、そこにあった看板を見ると、どうも気づかずに通り過ぎていたらしい。するとその看板に書いてあった「クマに注意」の文字に、家族たちが本気で怖がりだし、私が車を降りてその看板や風景を撮りに行くのさえ反対したぐらいだった。

 

 

 

 

 結局、元来た道を再び引き返し、再び「ポツンと一軒家」に出てくるような道を、離合の不安を抱えながら下り、ついに目的地だった「県央の地モニュメント」を発見した。見過ごしたのは当然で、一応看板はあったものの、目的のモニュメントは山の中腹のうっそうと茂った木々の間の斜面に建てられており、こちらが勝手にイメージした公園然とした場所ではなかったことから、逆に正真正銘の「ど真ん中」を示しているのだろう。

 

 

 

 

 幸いそこの少し下に車を停車できるスペースがあったんで、停めて写真を撮りにいったが、やはり家族は降りる気配はなく、一人で撮りに行くことに。結構急な斜面に急ごしらえのように設置された木の階段を息せき切って(そして私もちょっぴり熊が怖かったので結構意図的に声と音を立てながら(;^_^A)登っていき、ようやくモニュメントまでたどり着いた。そして、お約束というか、モニュメントの真下に足を置いて「県央に足を踏み入れた」図を撮ってきた(;^_^A

 

 

 

 

 

 

 その後、狭い山道を、またひやひやしながら運転して下っていったが、山道の雰囲気にすっかり調子に乗ってしまった娘たちは、あろうことがスマホで『インディージョーンズ』の曲を流してはしゃいでいたよ。もう運転者の心も知らないで………