神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

怒涛の殺陣ロケと、懐かしい思い出と……

 もう丁度一週間前の日曜日の話になってしまったけれど、去る12日に、『YOSHIKOを探せ!!』3回目のロケが行われた。

 

 当初、というか金曜日まで、この12日は曇りのち雨の予報。来月7日の「広島殺陣フェス2021」における上映に向けて“超”タイトな日程ながら、流石に雨天順延を覚悟して、別日の撮影の打診をしなければ、なんて思っていた矢先、土曜に入ってから予報の方は見る見るうちに、時間別天気の雨(傘)マークの時間帯がどんどんなくなっていき、土曜昼の段階で、1ミリ以下の降雨の可能性が午後3時のみとなり、夕方を迎える前に、そこだけの雨マークが晴れに転じてしまった。いやはや神懸リ的な天気の変化だった(;^_^A

 

 そんなわけで、天候がとても不安だった当日のロケも無事開催。この日は前回の制服JK4人組(2対2)に加え、不良高校生グループを束ねる幹部クラスの武闘派チーマーも登場し、今までで一番の人数ロケとなった。

 

 このスチールは“ノーサイド”だけど、劇中かなり双方火花を散らしています(;^_^A

 

 天候は回復したものの、その分かなりの湿度に悩まされながらも、比治山公園の冨士見展望台から始まって、比較的人通りの多い比治山スカイウォーク(エレベーター)付近の広場で、ほぼ殺陣中心の撮影を行った。この日も、アクションコーディネーターの田中君の殺陣指導は冴えに冴え、自身もまたかつて田中君の劇団に所属して殺陣の技術を磨いた武闘派役の網本さんの指導も相まって、実に緊迫感あふれるアクションシーンが撮れた。いつもながら、殆ど殺陣はおろか映画出演経験すらない今回のキャスト諸氏の、アクションの上達ぶりには舌を巻く。それこそ、この一本でこのメンバーが解散してしまうのは惜しいくらい。殺陣の指導は田中君と網本さんで、カット割りも田中君のアドバイスに従えばいいのだから、皆が大変な中、私は本当に楽をさせてもらったと、ちょっぴり反省をしてしまった(;^_^A

 

 朝の9時過ぎから始まったロケは、昼食休憩を挟みながら進行していき、午後4時半には無事終了。この日をもって全ての殺陣と屋外シーンは終了し、一部未撮のカットはあるものの、これで『YOSHIKOを探せ!!』のロケはクランクアップの目処が立った。ロケ現場には、毎回“広島発ヒロインアクションムービー”のチラシをデザインしてもらってきた、メンバーの斉藤さんも顔を出してくれて、しっかり雰囲気を掴んでくれたようだった(^^)

 

 いつもながら華やかな記念写真(;^_^A 考えてみれば、長い映画制作(監督)の経験の中でも、キャストが全員女性って、今回が初めてだったんだよなぁ(;^_^A (上下ともスチールは石井カメラマンによる)。

 

 ところで、今回石井カメラマンは途中参加となったが、彼を現場まで車で連れてきたのは福原君。実は、この石井君と福原君のコンビは、去る7月に上映した8ミリ映画『もっと、素直に…』の主演コンビなのである。今回の比治山ロケは、その『もっと』以来30年ぶりだったんだけど、奇しくもその30年ぶりの比治山ロケに、その時の主演二人が揃って姿を現したのは、何とも象徴的だったよ(;^_^A 福原君には本作に「車輛」でテロップを入れる予定(^^)

 

 

 やっぱ36年も自主映画制作を続けていると、いろんなことがあるよ(;^_^A