神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

『パピーゾンビ』 in 広島発ヒロインアクションまつり2018

 「純度100%、混じりっ気なし」のヒロイン活劇に特化した上映イベント「広島発ヒロインアクションまつり2018」開催まであと残り5日! これからは、今回上映されるシネマペロ(東京)作品について紹介しますね(;^_^A
 
『パピーゾンピ』

 ここは“世紀末”。ゾンビに支配された街で、ゾンビから逃げまどう修道女とメイド服の娘。とある廃工場まで逃げ込んだものの、一人のゾンビに執拗に追いまくられる。彼女らの武器は慈愛に満ちた聖書のみ……もはや万事休す、と思いきや一人の女性の果敢な活躍によりゾンビは撃滅。そこへ武装したC調男も加わって、街中にはびこるゾンビ相手に、絶望的な籠城がスタートした……

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 こう書くと、“モダンゾンビ”の金字塔である、かのジョージ・ロメロ監督の『ゾンビ』(『Dawn of the Dead』)の世界観を彷彿させるが、実はブラックユーモアに満ちた作品である。絶望な環境にあるからこそ、感情がむき出しになっていく辺りは、この手の「籠城ゾンビ」演出の常套手段ではあるが、本作はタイトルにあるように「パピーゾンビ」なる“巨乳のゾンビ娘”の登場によって、物語は想像を遙かに超えた展開に陥っていく。

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 登場人物は上記の6人(4人と2ゾンビ)のみ。廃工場の広大なスペースが何故か重苦しく、特殊メイクによるリアルなゾンビ描写は実に恐ろしい。そして稲葉監督お得意のガンアクションも冴え渡っている。それでいて、ブラックな笑いに満ちた、欲張りな一本である。

 果たして“神のお告げ”にあるように「パピーゾンビ」は荒廃した社会の“救世主”なのか、それとも………


「広島発ヒロインアクションまつり2018」

■日時 2018年3月25日() 11:30開場 12:00~上映
■場所 横川シネマ!!(JR山陽本線横川駅より歩いて3分)
■入場料 前売(予約)1,500円(当日2,000円)
※前売券は横川シネマで絶賛販売中! 予約は下記アドレスにて受付中!
■ラインナップ
 第一部(12:00~)
   『学園特捜☆伍代聖羅~戦士の休息~』
 第二部(12:30~)
   『女子高生戦士☆英あいり』
 第三部(14:00~)
   『パピーゾンビ』 
   『アイドルスナイパーNEO~VSパンダスナイパー~』
   『アイドルスナイパーNEO~バトルオブプール~』
スペシャルコラボライブ(15:25~)
    ILOVEU@あいり×吉水翔子
     ※幕間に随時舞台挨拶あり
    ※イベント終了後、物販・交流タイムあり

予約申込アドレス(イチヱンポッポフィルムHP内)