神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

45年ぶりの「ピンポンパン体操」(;^_^A

 今回は「広島発ヒロインアクションまつり2018」のチラシを設置してもらった縁もあって観劇した芝居について(;^_^A

 今日は娘たちを連れて久しぶりの観劇、演劇企画室ベクトルの「おやこ劇場『かえるがいっぱい2』」にいってきました(^^)

イメージ 1

 今回“おやこ劇場”ということで、どんな芝居なのか興味津々だったのですが、絵本で有名な「かえるくん」「がまくん」の物語の舞台化でした(この点は娘たちに聴いてみると、小三で学校で習っているので知ってる、とのことでした)。ただ、“こども劇場”と称しながら「おとなも楽しめる」ということなので、会場に行ってみると幕間の時間、これでもか、というくらい懐かしの「ピンポンパン体操」が流されていました。その時は、「ああ『大人も楽しめる』って、この懐かしい曲が聴けるってことなのか」ぐらいにしか思っていませんでしたが……(;^_^A

 芝居の方は、オムニバスというか、主人公2匹(って表記でいいんでしょうね?)が都合3つのドラマを演じる、という形式でした。ここで興味深かったのは、飽くまで絵本の中のお話をイメージさせるためか、主人公2人(こっちは演技者という意味で)は一切台詞をしゃべらず、舞台袖の朗読者が、地の文・かえるくんの台詞・がまくんに台詞を朗読して進行していく、という、あたかも“アフレコ”を連想させる展開でした。もっとも主人公の口パクではないので、芝居を成立させるために、演じる方も朗読者もなかなか高度な技術を要しなければならない、なかなか大変な芝居だったようですが、逆に演者のパントマイム的な面白さに、感情のこもった台詞がついて行く、といった楽しい芝居でした。また、朗読劇とはいえ、地の文の朗読者の“無茶ブリ”に演者が無言の突っ込みを入れるなど、小ネタも満載で実に可笑しく面白かったですね(;^_^A

 そして3本の芝居が終わると、ふれあいタイム。当然子供たち対象と思いきや、みんなでやりましょう、ということで、お題は何と件の「ピンポンパン体操」!Σ(゚д゚;)  なるほどそれで幕間で延々流れていたのかとわかったものの、前方の座布団席に陣取っていたために、私も娘たちと一緒に踊る羽目になりました(;^_^A  勿論私は小学生とはいえリアルタイムでこの体操を知り、且つやっていましたので、初見の娘たちとは年期が違いますが、御歳知命を過ぎた身で、おそらく45年ぶりに体操しましたよ(;^_^A 「トラのプロレスラーのしましまパンツは履いても履いてもすぐ脱げる」「カバの忍者は間抜けで化けてもすぐバレる」「ワニのお嫁さんは水虫で困る」「大蛇になりましょ毛虫になりましょピンポンパンポンピ~」とまるで前衛パフォーマンスのような歌詞を久々に聴きながらの「ピンポンパン体操」……何ともいえず懐かしかったです(;^_^A

 早春にふさわしい、清々しい芝居でしたね(^^)