“見るからに豪華”な水無月ロケ（制作日誌④） - 神宮寺真琴のつぶやき～TBossのブログ～

　今回のロケは、夜スタート（中には文字通り“朝から晩まで"も）が多かったのですが、６月に実施された２回のロケは、（演技の部分では）共に夜からのロケとなりました。

　18日の日曜日には、モデルルームを主人公・英あいりのマンションのリビングに見立てての撮影。ここでは彼女の母親・英三枝役として、マサコさんが出演。あいりさんにとっても、今回の映画で初めての相手のある演技となりました。場面は夕食のシーンで、テーブルにはあいりさんのマネージャーでもあるお母さんの手料理が所狭しと並べられました。見るからに豪華！　そんな中、演劇界の重鎮でもあるマサコさんのアドバイスも受けながらの演技で、あいりさんも何か感じるものがあったのではないでしょうか。勿論、『特命探偵☆葛城アキ』以来の出演となったマサコさんの演技は安定感バッチリで、本作ではこの僅かなシーンのみの出演となりましたが、しっかり作品世界を支えてくれたと思っています。アイドルと大御所！　実に豪華な２ショットとなりました(^^)　ちなみにお母さんの手料理は撮影後みんなでおいしくいただきました(;^_^A

豪華な手料理に豪華な２ショット！（Photo by Seiichiro Ishii）

　その一週間後の25日。この日はその後何度もお世話になるミスターカラオケ舟入店でのロケ。最初は昼から行われるロコドルのイベントにて、ライブシーンを撮影。あいりさんの作品に協力してくれるkarinさんと松下真子さんのシーンを、主催者の許可を経て撮りましたが、複数のアイドルが集合するイベントでのロケは初めて。でも、贔屓の子以外でも精一杯の声援を惜しまないファンの心意気は、前回ここのイベントの時と一緒でした(;^_^A

　そして一旦間があって、夕刻から夜にかけて主人公・あいりのライバルとなるツンデレロコドル・因幡珠美の登場シーンを撮りました。ロコドルの竹下ひかりさんと、先程のライブから引き続き参加の松下真子さんの二人とあいりの仲良しシーンに、因幡珠美が割り込んでくる、というある種緊迫したシーンです。ここで珠美を演じたのは、タレントとしても活躍する小竹彩花さん。高慢ちきな役を、見事にナチュラルに演じてくれました。彼女の台詞の中にも出てくるフレーズ「（邪悪な）オーラ」をふんだんに発散した演技は出色モノでした(;^_^A　何でも彼女は、以前から“悪役”を演じたかったとのこと。まさに外連味たっぷりの悪役ぶりを演じてくれました。それにしても、アイドルの衣装を身に纏った４人が勢揃いするこのシーンは何とも“圧巻”！　見るからに豪華！な場面となりました。