神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

娯楽の中のメッセージ

 この8月21日より、我が地元で「広島国際アニメーションフェスティバル 2014」が開催されます。今年は丁度開催30周年だそうで、第一回グランプリ作品にして、このイベントの名を一躍世間に知らしめた「おんぼろフィルム」(手塚治虫氏作)の上映を始め、いくつかの祈念イベントもあるそうです。それと今大会に限り小学生以下は無料で参加できるそうですよ。
 
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 ところで、21日の17:30よりアステールプラザ大ホールで開催される開会式イベントで、同フェスティバルの応援歌「飛び出せラッピー」が“ラッピー合唱隊”の歌声で合唱されるのですが、そのバックに流れる開会イベント映像の制作を、この度行いました。撮影及び編集作業でしばらく悪戦苦闘しましたが、先日何とか完成して無事提出の運びとなりました。もちろんノーギャラで機材もこちらで準備したものを使用しての制作です。内容に関してはまだ上映前故、特に触れませんが(^^)、何とか無事にイベントが終了してくれることを祈るのみです。
 
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 先々月よりしばらくこのブログをお休みしていました。それは身の回りの整理と共に、新作映画に向けて色々準備したいから、という思惑があったのですが、こんなことなどもあり、折角の時間をなかなか有効に使うことが出来ませんでした。せいぜい企画書を完成させたくらい……。
 
 ただ、今回このビデオの制作が終了して、ようやく遅まきながら台本に取りかかることが出来ました。現在鋭意執筆中です。
 
 その間、鈴木則文監督の訃報を知ったり、金城哲夫氏の肉筆台本に出会ったり、といろんな出来事に遭遇しました。そこで、今回の企画には、鈴木監督が模索した「エロス・馬鹿ギャグに包まれた反権力の思い」や金城哲夫上原正三両氏が「子供向け怪獣特撮ドラマに込めた反差別の精神」を少しでも受け継いで、「娯楽の中のメッセージ」を織り込んでいければ、と思っています。勿論、プロパガンダ映画と撮る気など毛頭ありませんが、B級娯楽でたっぷり楽しんでもらった中に、「あれ、さっきのは……?」って何か思いを馳せてもらえるような物語作りを出来たらいいと思っています。
 
 ちなみに次回作も、当然“ヒロインアクションムービー”ですよ(^^)