神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

“ハンカチ王子”は何処へ行く?

 二日連続日ハムネタになってしまった………(;^_^A

 

 去る2006年の全国高校野球選手権大会決勝において、駒大苫小牧の3連覇を阻む形で、早稲田実業を優勝に導いた右腕・斎藤佑樹は、その後早稲田大学を経て、2010年ドラフトで、競合の末、よりによって駒大苫小牧3連覇の夢を阻んだ地元北海道の球団・日本ハムファイターズへ入団することとなった。

 

 それから10年、未だ初年度の6勝を超える活躍を魅せることなく、現時点で15勝26敗。ここ3年間に限っていえば0勝3敗で、すっかり“2軍の肥やし”と化している。

 

 この世代は、夏の甲子決勝の印象が鮮烈だったせいか、未だ「ハンカチ世代」といわれるが、その同期の田中将大前田健太も、NPBでは無双の活躍を魅せた上で、現在はMLBでもなくてはならない存在となっている。一方、斉藤と同様、早稲田から鳴り物入りでNPBに入団した大石は既に引退し、福井も広島→楽天と移りながら、未だパッとしていない。福井は一浪で一世代前とはいえ、他の同期の多くが斉藤以上の活躍を魅せながら、未だ“ハンカチ世代”というカテゴリーで語られるのは、何とも不憫な限りだ。

 

 斎藤佑樹本人にしても、ここまでの成績を考えたら、既に“肩たたき”されてもおかしくないが、そんな彼が、劇的な復活を期待できるわけでもないのに、早々に来季の現役続行を発表されるのも、一重に彼の“商品価値”を日ハム球団が認めているからに他ならない。これは彼が未だ“客寄せパンダ”に甘んじているからに他ならない。

 

 彼には多くの“タニマチ”もいるようで、その気になれば高級外車でもプレゼントされるらしい。まあ、それはそれで、彼のステータスなんだろうけど、やはりプロ野球選手は一軍で活躍してなんぼ。二軍にくすぶっていたんでは何にもならない。

 

 そりゃ、北の札幌よりは、首都圏に近い2軍本拠地の千葉・鎌ヶ谷の方が住みやすいんだろうけど、そんな彼の活躍を未だ期待している北海道のファンは多いはずだ。それ故、斎藤佑樹投手には、毎年のことなんだろうが、「今年が最後のチャンス」、ぐらいに思って、今から精進を重ねて、来期こそは大輪の花を咲かせてほしいな。

 

 

 

 これらのスチールは去る2012年5月19日の交流戦マツダズムスタで観戦した際撮った、斎藤佑樹投手が登板した際の写真。特に3枚目は、DHを敷くパ球団では珍しい、斉藤投手のバッティングシーン。

 

 


日本ハム斎藤佑樹投手が来季も現役続行 右肘痛の治療からスタート
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c0746256ac0f92c41ad5ba1213e6a49e6f35c71