「広島バブル」の重要なピース

試合は雨のせいで2時間近くも遅延・中断したが、不幸中の幸いと言おうか、そのお陰で最後の所を会場のマツダズムスタで直接観戦できた。やはり何と言っても、勝ち負け関係なく、一心に母校を応援する高校生や保護者たちと“一体化”する、アウエィ感ならぬ「ホーム感(?)」は半端なかったね(;^_^A なんだか温かい気持ちになったよ(^^)
さて、それで思い起こすのは、実際に生徒の一員だったときの、春の「センバツ」のことだ。その年、広島カープは近鉄バファローズを破り初の日本一、社会人野球も、三菱重工広島が都市対抗野球で初出場初優勝(日本一)と、広島野球界がまさに“バブル”な年だった。センバツ出場は80年とはいえ、まだ年度が替わる前だったんで、広陵には「広島県完全優勝」の期待が掛かっていた。結果はベスト4止まり。それでも大した成績だと思うんだけど、「完全優勝」に期待した広島人は大いに落胆したんだろうと思う。
映画・特撮的見地で話をすると、この時の応援で甲子園に行ったせいで、前から期待していた『ウルトラマン80』の第一話を見逃してしまったよ……ヾ(--;)
ところで、今その再来を期待する“広島バブル”なんだけど、その重要なピースの一つとして、この広陵高校の甲子園での活躍があるのではいか、って思う。今年のチームはバッテリーが今秋のドラフトで指名が噂されるほどの実力を備えているので、大いに期待出来る。そして仮に、カープと広陵がアベック日本一、なんて事態になったら、再び“広島バブル”が花開くかもしれない。
そしてそこに、今秋公開の金子修介監督によるオール広島ロケ作品『こいのわ 婚活クルージング』の大ヒットが加われば、言うことはない(;^_^A
