神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

主人公の日常、ロケ快調(^^)

 もう昨晩になってしまいましたが、既報のように、『女子高生戦士☆英あいり』のロケを行ってきました。去る5月21日のクランクイン以来、間が空いてしまいましたが、ようやく撮影を再開できました(;^_^A

 今日にロケは主人公・英あいりの日常生活を描くというシーンで、素敵なロケ地に恵まれて、ワンシーンながらとても充実したロケとなりました。このシーンのみの出演となったものの、演劇界の重鎮・川井さんの競演を超えたきめ細かなアドバイスは、初主演のあいりさんに取っては実り多き撮影になったと思います(いや、ホントに有り難かった(;^_^A)。また、小道具として真心のこもった手料理も準備してもらい、豊かである種贅沢な現場でしたよ(^^)(手料理は撮影後、スタッフキャストでおいしくいただきました(;^_^A)

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 思えば、過去の“広島発ヒロインアクションムービー”シリーズにおいては、作品世界そのものがいつも「非日常」だっただけに、今回のような主人公の赤裸々な日常生活が劇中描かれることはありませんでした。しかしながら、この“ヒロインアクションムービー”を始める前は、大抵は主人公が「日常」から「非日常」へその境遇を変化させていく(もしくは事件・超常現象に巻き込まれていく)といったパターンの作品を撮り続けていたので、例えば主人公の歯磨きのシーンからスタートするもの(『シューリンクス』)や、街で写真を撮る主人公を冒頭で描くもの(『いつも見ていたヒロシマ』)、幕開けがドライブシーンなもの(『もっと、素直に……)等々、主人公の当たり前の生活を描くのがごく普通でした。ちょうどロケ後の“夕食会”で、「ヒロインアクション以外に男性主人公の映画を撮ったことは?」との質問を受けたとき、過去に遡って思い出す過程で、ふとそんなことを考えました(;^_^A

 もっとも、本作も“広島発ヒロインアクションムービー”の一本である故、当然今からは事件、事件の展開になっていきますが、今までと比べて、少しは主人公の“人間的側面”が描けるのではないか、と思っています。

 昨晩を境に、いよいよ『女子高生戦士☆英あいり』の撮影も本格的にされますし、今後は文字通り「怒濤」の査定日程が控えています。また夏を迎えての“ヒロインアクション”ロケは初めてなんで、何とかバテずに、ロケを“駆け抜けて”行きたいですね(;^_^A