神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

『キングコング:髑髏島の巨神』公開近づく!

 いよいよと言おうか、今月遂にレジェンダリー版“キングコング”ムービー『キングコング:髑髏島の巨神』が公開される。これはギャレス版『GODZILLA』に端を発したレジェンダリー版「チャンピオンまつり」の一環として制作されたもので、これから19年の“地球最大の決戦”(ゴジララドンモスラキングギドラ勢揃いらしい)、そして20年公開予定の“キンゴジ”と続いていく「チャンピオンまつり」の系譜に連なっていくらしい。

イメージ 1

 さて、本作はオリジナルやピータージャクソン版とは事なり、時代背景はベトナム戦争終結の兆しが見え始めた1973年。レジェンダリーのゴジラで言えば、核実験に名を借りた水爆攻撃が効果を上げられず諦めムードが高まって頃になるし、東宝ゴジラで言えば、ちょうとメガロ相手に、ジェットジャガーと一緒に“パンチパンチ”していた時だった。その2年後の1975年が舞台のラウレンディス(ギラーミン)版と時代的に近いが、あの時はリアルタイムだっただけで、その分敢えて混沌とした70年代前半に設定した本作への興味は尽きない。

 また本作の特徴は、何といっても数多登場するコング以外の怪獣。まさに“怪物”ではなく“怪獣”という呼称がぴったりの異形のキャラクターがいっぱい登場する。そこら辺は、やはりコング以外のギャラが“怪物”“恐竜”に過ぎなかったジャクソン版キングコングとも一線を画すところだ。雰囲気的には、東宝の『ゴジラの息子』(飽くまで世界観)『キングコングの逆襲』に近いような気がする。まだ未見だけど……(;^_^A

 ところで、今回のコングの身長は31.6メートル。公式サイトでは「過去に映画に登場したコングのなかでも最大級!」と、『キングコング対ゴジラ』に登場する45メートルの“東宝キングコング”はなかったことになっているが、それでも『キングコングの逆襲』の20メートルコングよりは遙かにデカい。ただ、確かギャレス版のゴジラは100メートルを優に超える長身故、果たして今の設定のままで凡そ身長差3倍のゴジラとコングがレジェンダリーのフォーマットで対決できるのか……もしかしたら、お決まりの「放射能を浴びて巨大化」という使い古されたお約束設定を踏襲するのか……興味は尽きない(;^_^A

 それにしてもついこの間公開されたと思っていたナオミワッツ主演・ピータージャクソン監督の『KingKong』公開から、既に12年も経っていたのか……中一の時に見た76年版『キングコング』からは早40年か……あの年は夏に親類を頼って大阪に旅行し、甲子園で開幕試合を観た(その時観戦した東海大相模の四番が後に讀賣の監督まで務めた原辰徳!!)際に、場内で配っていた『キングコング』の番宣ポスターで、この映画の存在を知ったんだったよ(;^_^A