神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

トリフィドの日

 今日から明日にかけてしし座流星群が観測できるそうだ。もっとも私の住む地域では、夜半夜空を見上げてもどうも雲に覆われているらしく、星は見えない。まあ、明け方不意に目が覚めたら、とりあえず夜空を見上げてみよう。
 
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 こんな流星群の話題を見聞きして、いつも想い出すのは映画の『人類SOS』だ(原作『トリフィドの日』)。緑色の流星群を見物した全世界の大多数の人類が盲目に陥り、しかも栽培されていた危険な肉食植物トリフィドが人間のファームを抜け出し、増殖を続け、人類を餌に襲ってくる、という絶望的な物語だった。早々に流星群見物を諦めた私などは、このケースでは“生き残り組”になるんだろうな
 
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 映画の方は、自立歩行して襲ってくるトリフィドが、実は海水に弱い(この設定は『緊急指令10-4 10-10』の第一話で踏襲されていたが……)ことが判明し、一応トリフィドからの危機からは脱出するが、その後どうするか、というところで物語は終わった、と承知している。人間の生き残りが張った広域な鉄条網に、とてつもないトリフィドの大群が迫ってくる、子供心にトラウマになりそうな恐ろしいシーンもあったっけ
 
 それにしても、いつも思うんだけど、蒲公英(タンポポ)の繁殖力の凄さは半端ではない。おそらくトリフィドが実在して蒲公英のような繁殖力を有していたら、地球から既に“動物”は絶滅していただろう。白い可憐な花を咲かせる蒲公英もちょっと違った視点で見ると、結構恐ろしい植物だ。
 
 そう言えば『カメラ2 レギオン襲来』はそんな設定だったっけ