神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

『キルビル』は『修羅雪姫』の換骨奪胎!

 過日CSで『キルビルno.1』を堪能した。いやはや素晴らしい! 奇跡的にとでもいうか、『修羅雪姫』(勿論梶芽衣子版)を観た直後の観賞だっただけに、ついエンディング曲に惑わされてしまいがちだけど、明らかに本作は『女囚さそり』ではなく『修羅雪姫』へのリスペクトに溢れる映画であることを実感した。そういえば、クライマックスには『修羅雪姫』の主題歌も流れていたよ(^^) 
 
 
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 ところで、こんな台詞を聴かなくても十分楽しめる映画って、邦画にはあんまりないよね(^^)  ここら辺りは悔しいけどハリウッドに軍配を挙げるしかない。強いて対抗できるのは70年代系東映ゴラク映画くらいか……

 勿論、台詞の大切さは十分判っているし、ここで『裸の島』を引き合いに出すつもりもないが、中にはこんな“台詞度外視で楽しめる”映画もあっていいと思う。まあ、それには“台詞を理解できなくても大体ストーリーは読める”という“予定調和”が必要なんで、決して“環境映画”イージーリスニング的映画”を推奨しているわけではないよ(^^)