2014-08-05 『キルビル』は『修羅雪姫』の換骨奪胎! ヒロインアクション #俳優、女優 過日CSで『キルビルno.1』を堪能した。いやはや素晴らしい! 奇跡的にとでもいうか、『修羅雪姫』(勿論梶芽衣子版)を観た直後の観賞だっただけに、ついエンディング曲に惑わされてしまいがちだけど、明らかに本作は『女囚さそり』ではなく『修羅雪姫』へのリスペクトに溢れる映画であることを実感した。そういえば、クライマックスには『修羅雪姫』の主題歌も流れていたよ(^^) ところで、こんな台詞を聴かなくても十分楽しめる映画って、邦画にはあんまりないよね(^^) ここら辺りは悔しいけどハリウッドに軍配を挙げるしかない。強いて対抗できるのは70年代系東映ゴラク映画くらいか…… 勿論、台詞の大切さは十分判っているし、ここで『裸の島』を引き合いに出すつもりもないが、中にはこんな“台詞度外視で楽しめる”映画もあっていいと思う。まあ、それには“台詞を理解できなくても大体ストーリーは読める”という“予定調和”が必要なんで、決して“環境映画”“イージーリスニング的映画”を推奨しているわけではないよ(^^)