神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

『恋の潜伏捜査』!

 いささか古い話で恐縮だが、去る2005年に『恋の潜伏捜査』という韓流映画が公開されたらしい。丁度広島の地で“広島発ヒロインアクションムービー”が萌芽し始めた(第1弾『令嬢探偵☆モロボシアイ』クランクイン・アップ)年だ。
 
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 今回、何故この映画を取り上げたかというと、作品の設定が如何にも“ヒロインアクションムービー”しているからだ。主人公のジェインは元スケバンの女刑事(これって本物の“スケバン”“刑事”じゃないか?!)。そんな彼女が、とあるミッションを与えられ、高校に潜入(潜伏)する。しかもあろう事か女子高生になりすましての潜入だ。
 
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これ! これですよ! このポーズこそ、ヒロインアクションムービーの醍醐味です!
 
 このジェイン役を務めたのが、『私の名前はキム・サンスン』のキム・ソナ(“キム・ヨナ”ではない)。当時既に御年29歳の彼女が18歳の女子高生になりすます、という設定は、過日このブログで紹介した「19歳設定の“インファント島の娘ダヨ”を当時29歳の水野久美が代役として務める」の殆どまんまだし、実は「刑事(諜報員)が女子高生になりすます」という点に於いて、当団体の作品『天使諜報★神宮寺真琴~狙われた生徒会長~』と全く一緒だ(年齢は真琴嬢の方がうんと若かったが)。それ故、未見ながら実に親近感が沸いてしまう
 
 それにしても韓国の映画・ドラマでは、『猟奇的な彼女』しかり、『私の彼女を紹介します』、しかり『第7鉱区』しかり、『7級公務員』しかりと、“ヒロインアクション”“強い女”の映画が目白押しだ。しかも皆ヒロインは“可愛い顔して結構ワイルド”だったりする 意外と“ヒロインアクションムービー”の宝庫なんだなぁ  なかなか見る機会に恵まれていないのが残念だけど……
 
 ちなみに、前出の『私の名前はキム・サンスン』の日本語版で、キム・ソナの吹き替えを行ったのが、林隆三氏の娘でもある女優の林真里花。実は我がイチヱンポッポフィルムの1998年制作作品『リミット』(廣瀬敏監督)において、彼女は主演の一人を務めていたりする ちょっと強引だったけど、少しは接点があったかな
 
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IPF作品『リミット』主演時の林真里花嬢 
 
 ところで、件の神宮寺真琴嬢ではないが、その後を引き継いだ“IPFヒロインアクションパールライン”第3の女こと、葛城アキの活躍を描いた『特命探偵☆葛城アキ~郷土の怒りをぶちまけろ~』は以下の要領で再上映されます。関東甲信越の方が、是非会場へ足をお運びください!
 
 
第8回B.DASH+上映会
~いま、会えるヒロイン! ガールズムービー大戦~
日時 4月19日(土)13:30~17:00
会場 小劇場てあとるらぽう
(〒171-0051東京都豊島区長崎5-1-32城北日専連ビルB1F)
http://www.geocities.jp/theater_rapport/access.htm
西武池袋線東長崎駅1分

料金 1000円

上映作品
     『特命探偵☆葛城アキ~郷土の怒りをぶちまけろ~』(胤森淳監督)
     『ぼくの旅』(繁田健治監督)
     『アイドルスナイパー2~ダークリベンジ~ フェイク予告篇』(稲葉司監督)
     『マトリの女』(小菅光晴監督)  
     『フライングゲイと』(木野吉晴監督)
     『魔人のいない四月』(Z會)
     『セイント3』(中村幸一監督)
     『アクマな天使』(千葉竜吾監督)
      ★Gカップグラドル・さちこ ライブショー