神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

か弱くて強い? ヒロイン像とは……

 どうしても最近のネタに事欠いて、往年の“ヒロイン”ばかりを追いかけてしまう、この「神宮寺真琴のつぶやき」だが、実は昨今のヒロインアクション活劇は大変活況で、むしろ“80年代ヒロイン”よりも数段進化しているといえる。
 
 もちろんCGやワイヤーアクションによる映像技術の向上が真っ先に上げられるが、それに伴い、ヒロインのアクションの質も非常に向上してきた。『ハイキックガール』の武田梨奈、『サルベージマイス』の長野じゅりあといった、本格的に格闘技をこなせるアクションアクトレスは言うに及ばず、殺陣も進化したのか、多少腕に覚えある数多の女優が、本格ファイトに果敢にチャレンジしている。特にちょっとした“キャットファイト”でも技の応酬は女子プロレスの比ではなく(勿論作り物の映像なんだけれど)、あたかもジャッキーチェンの初期の作品を見ているようだ。
 
 ただ、個人的には、ヒロインにそんなに男のマネをしてほしくない、てのが本音だったりする。やっぱり「本当はか弱いのに、無理矢理虚勢を張って敵に挑む健気なヒロイン」に憧れちゃうんだよなぁ だからどこまでも続く拳のラリーよりも一撃必殺、ぐらいが丁度いい。筋骨隆々より、女性の体型を維持しつつ、何故か勝っちゃうヒロイン。
 
 そんな意味でも、実は『地球防衛未亡人』の壇密には期待している
 
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