神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

祭りのあとの“ポートピアパーク”

 20日の“広島発ヒロインアクションの夕べⅢ”『特命探偵☆葛城アキ~郷土の怒りをぶちまけろ~』の上映会から一夜明けた日曜日の21日。まだまだ多くのイベントが広島各地で行われていたので、前日のご恩もあっていろいろ回りたかったが、ここ最近映画上映会にかかりっきりで家族をあまり顧みなかったので、その後ろめたさから結局一日家族サービスにつきあった。
 
 さて、娘たちのリクエストは“白い山”。これは広島と呉の境にある(やや呉寄り)呉ポートピアパークにある白く柔らかいドームのことだ。この上を多くの子どもたちは飛び跳ねて遊ぶ。以前連れて行った時のことを思い出したようだ。
 
 午前中に出かけて、昼過ぎには上手くすれば帰れる目算だったが、途中、その前にやるべきことがうまくいかず、その間昼食も摂ってしまったため、結局、件のポートピアパークについたのは午後3時前。いくら春先とはいえ、もう日が翳り始める頃だった。その風景を見て、なぜだか胸騒ぎに襲われた。
 
 そこで私は車内にあった「toyou」4月号を手にして車を降りた。そして白いドームにたどり着くと、ウチのと娘たちに「一寸散歩してくる」といって、とぼとぼと公園の西の方へ向かった。日曜午後の公園の賑やかさを通り抜け、そこだけは閑散とした散歩道だった………
 
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 そうだ! この場所は、昨晩公開したばかりの『特命探偵☆葛城アキ~郷土の怒りをぶちまけろ~』をロケした場所だったのだ。主人公アキと生駒専務の配下・八重山が、ここで立ち回りを演じた場所だ。しかも当時も午後に及んだ撮影で、今日のような薄赤い夕日に包まれての撮影だった。子どもたちのリクエストに端を発した今日のポートピアパーク来園だったが、まさか上映会の翌日にロケと同じシチュエーションで映画世界に疑似体験できるとは……! やはり“映画の神様”は実在するのか!
 
 もう少し足を進めてアキと最上社長の“疑似”デートの場へ。二人が仲良く語り合う実に慎ましくラブリーなシーンを思い出し、アキの腰掛けた場所に、彼女の代わりに彼女の勇姿が掲載された「toyou」誌をそっと置いておいた。
 
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 上映から2日たち、作品に関する激励と厳しい批判を同時に受け、一喜一憂しているところだ。せめて一週間くらいは余韻に浸っていたかったのにな(激励は嬉しいけど……)……でも私にとって『特命探偵☆葛城アキ~郷土の怒りをぶちまけろ~』は大好きな映画だ。映画制作人生28年目にしてこんなこと初めて言うよ