神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

“ヒロインアクション”のグラインドハウス

 この連休は、ネット不通環境の中で過ごすことを余儀なくされたため、専ら“読書”に勤しんだ。とは云っても、読んだのはこれ(笑)
 
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 「悪趣味洋画劇場」より愛読を続けている「洋泉社MOOK  別冊映画秘宝」の「グラインドハウス入門」だ(笑) 日本で云えば“名画座”“2番館”そして昨今の“ピンク映画館”に匹敵する、愛すべきB級映画の活躍の場であった“グラインドハウス”へ思いを馳せつつ、タランティーノとロバート・ロドリゲスがタッグを組んで再現した「デスプルーフ」「プラネットテラー」二本立ての“グラインドハウス”興行を中心に、古今東西のB級上映を解説した本だ。インディーズムービーのフィールドで上映会も行い、且つ何とか“純益”をあげたいと邪な野望を持つ私にとっては、ロジャーコーマン御大の自伝と並び、我が“魂”の書でもある(笑)
 
 今回、暇にかまけてこの本を読破していくウチに、「何とか自分でも“グラインドハウス興行”が出来ないか」との思いがむくむくと湧いてきた。
 
 幸い私が主宰する映画団体(そして私自身の制作する映画」には“広島発ヒロインアクションムービー”「天使諜報★神宮寺真琴」なるシリーズがある。最近、大手の『サルベージマイズ」にその称号を奪われてしまったが、今回、それを逆手にとって、サルベージマイズならぬ“引キ揚ゲ御前”なる覆面の女怪盗をでっち上げての“神宮寺シリーズ第4弾”エクスプロイテーションムービーを制作し、それにかねてから企画していた新シリーズのヒロインアクションムービーを添え、そこにウチのメンバーに持ち寄ってもらったフェイク予告編を貼り付けて、2時間程度の興行を行うことは、案外可能じゃないか、なんて思い始めたのである(笑)
 
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 そのためにも、まずは本家の「サルベージマイズ」を来たる10月22日、万難を排して観賞しなければ!