神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

ガメラのヒロイン

 先日は一日に113アクセスも頂きまして、有り難うございます! やっぱりカーペンター監督ネタは興味をひいたようで……もし「監禁されたヒロイン」でアクセスが集中したのならば、如何ともしがたいのですが(笑)
 
 さて、昨晩はチャンネルNECOで「ガメラ 大怪獣空中決戦」が放映されました。この作品ついては、試写会から公開時の観賞(ともに今は亡き広島宝塚会館)、そしてレーザーディスク(これも時代か?)に至るまで、何度も何度も何度も何度も……観た作品です。台詞も殆ど諳んじることが出来るくらい。そんな中で、しかも家族の手前、またもや“途中観賞、途中中止”となった今回の観賞ですが、それでも今回新たに感じた印象を……
 
 太平洋を渡って“プルトニウム”を日本に運ぶ、という冒頭部分から、今の日本ではあまりにも胡散臭い展開なのですが、そのシーンで、監督の金子修介が敢えて狙ってキャスティングした「輸送船船長役 久保明」「巡視艇船長役 本郷功次郎」という“旧ゴジラガメラ主要キャストの競演」という演出が、何故か今回は、封切り時以上に感動的でした。それはこの度の放映が忠実に再現した、「配給 東宝マーク」「制作 大映マーク」の競演も相まって、公開時より10年以上経過している本作を初見した頃の感動が蘇ってきました。
 
 ギャオス捕獲のため、福岡ドーム(現ヤフードーム)を使用される、というアイディアも、今考えると“素晴らしい限りです。まさに「怪獣映画」の規模にマッチしたアイディアです。本当に福岡ドームの存在なくして本作の完成はなかったと思われるくらい。本当に開閉式の福岡ドームは“怪獣映画”のスケールにマッチした建造物だといえます。
 
イメージ 1
 
 一応当ブログは“ヒロインアクション”に特化したものなので、本作で八面六臂の活躍をする中山忍嬢のスチールを掲載しておきましょう。正直ガメラと通じ合う藤谷文子より、中山忍の方がよっぽど本作で“スーパーヒロイン”ぶりを発揮していると、今回の観賞でも強く感じました。