「プロレス醜聞」を実写で観る!
故竹内孝介氏著の「プロレス醜聞(スキャンダル)100連発!!」を愛読している。それこそ何度も何度も読み返しているんだけれど、その中に、大木金太郎とジャイアント馬場との抗争やスタンハンセンの全日プロ引き抜きに関する記述がある。
前者は、そこに至るまでの馬場と日プロの確執や日プロの崩壊、そして一旦は全日プロに吸収された日プロ選手の葛藤と離脱などの“大河ドラマ”の果てに開催された試合ということで興味深かったし、後者の方は、新日の「IWGP」構想に端を発した陣日・全日の「外国人選手引き抜き合戦」の顛末を彩る出来事だったりしたので、かねてから興味はあった。しかし所詮文章で読む以上の知識を得ることもなく、それなりに満足していたんだけれど、この度視聴が叶った「日テレジータス」の「プロレスクラシック」によって、図らずも「馬場vs大木」と「ハンセン全日乱入」の両シーンを垣間見ることが出来た。
「馬場vs大木」の方は、誌面では僅か2行で語られていた試合が、実は馬場が流血するくらいの展開だったことがわかったし、「ハンセン乱入」は予め仕掛けられた“アングル”にも関わらす、実況アナウンサーや解説者の狼狽“演技”が何とも微笑ましい(;^_^A それにしても、前述の「プロレス醜聞(スキャンダル)100連発!!」に書かれていた光景を、こうやって実際の映像で観ることが出来たのは実に貴重な体験だったよ(;^_^A