神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

原爆の日に「核爆弾で消失」映画の怪?

 世界挙げての“慰霊の日”である8月6日HIROSHIMA。

 こんな日のしかも8時15分の時間にぶつけるかのように、CSのムービープラスでは、7:45から『スカイバウンド 大地消滅』を放映する。この映画、内容は「11発の核爆弾で合衆国の大地が消失!着陸場所を失い、上空で孤立した無数の航空機と乗員らの奮闘を描くディザスター・パニック」というもの。つまり原爆投下日時の平和祈念の時間帯に、敢えて核爆弾破壊の映画を流すというのだ! これって悪すぎる冗談? それとも確信犯??

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 この事態は、反核平和の日への挑戦のようにも見えるし、原爆を落としたアメリカ合衆国が因果応報で核の脅威にさらされる映画を放映することで日本被爆者の溜飲をさげさせるつもりなのかも知れない。もっともアメリカ映画のこと、劇中11発の核爆弾の被害を受けても、結局みんな無事でした、なんて無茶苦茶な楽観論映画になってるかも知れないけど。それこそ核戦争後の世界が大雨によっていきなり浄化されるというトンデモ展開の『世界の燃え尽きる日』のように……

 どちらにしても、かの「反米売国奴」が首都からのこのこやってきて、メモ書きをオウム返しに読みだけの茶番劇である今の式典を観るくらいならば、同時刻に『スカイバウンド 大地消滅』の検証をすることが、よっぽど有意義かもしれない。