神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

『快傑ライオン丸』遂に終焉!

 昨日、CATVの時代劇専門チャンネルで放映されていた往年の時代劇特撮ドラマ『快傑ライオン丸』が最終回を迎えた、毎週2話放映で凡そ5月余り、全54話が無事完了したわけだ(^^)

 私も何とかこの54話を一回も漏らさず録画できたので、その感慨もひとしおなのだが、録画の弊害で、「いつでも観られるから」とつい撮ったままにしてしまっている。勿論うち数回は観賞しているし、BDへのダビング時にはしっかりCM抜きとキャプチャー編集してきたので、全く未見と言うわけでないが、せいぜい「ああ、沙織の衣装が青から朱色に変わってるんじゃないか」程度の認識しかなかった。

 さてこの『快傑ライオン丸』、社会人1年目に何故か土曜朝8時半に再放送がされていて、毎週ベータマックスのビデオに録画していたんだけれど、巨大ゴースンが登場した回で急遽打ち切りの憂き目にあった。また小学生時代の初オンエアの際はきっと最終回まで観ていたはずなんだけれど(その証拠に後番組『風雲ライオン丸』も観ていた記憶がある)、どうしたわけか、最後がどうなったか、全く記憶に残っていなかった。

 そこで今回、改めて最終回「ライオン丸 最後の死闘」を観たんだけれど、巨大ゴースンとライオン丸との死闘は、意外にあっけなく、"一寸法師"的展開から、お約束の"自爆"という、めまぐるしいものだった。しかも悲嘆に暮れる沙織・小助が"すぐに"故郷・飛騨に向かって帰って行く後ろ姿に「完」の文字が浮かぶや否や、すぐに、同じ潮哲也がほぼ同じ役柄を演じる『風雲ライオン丸」の予告編がスタートして、余韻に浸る間もない展開だった。「ああ、こんな感じだったんだ」と何ともいえない気持ちになったね。全54話という"大河ドラマ"の結末としては。何か獅子丸が犬死にみたいに見えたし……

 でもこんな立派な特撮ドラマを、1年間の長きにわたって放映した、1970年代の豊かな時代が思い起こされて、それはそれで嬉しくなってしまう、今回の再放映ではあったよ(;^_^A

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