神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

ひろしまインディーズの醍醐味!(;^_^A

 いよいよ明日11日から、「ひろしま映像シューケース」はスタートです。まず11日は“広島生まれのアニメ”ということで、カンヌの“アニメ部門”を担っている広島市ならではの、地元発の数多のアニメ作品が一挙上映されます。そして翌12日は……未だかつて広島の自主映画人がとても自前では企画できなかった“H(Hiroshima)MovieWars”というべきシネバトルが展開します(;^_^A このラインナップは、広島で30年間映画制作・上映に携わってきた私でも、おいそれとは企画できない、実に“デリケート”なイベントですヾ(ーー )  それ故、流石「広島市映像文化ライブラリー」!と簡単至極であります(;^_^A

イメージ 1

 さて、今回のイベントで強く感じたことを少々……

 実は恥ずかしながら、私の場合、撮った作品は皆大好きだ。建前上人前では“拙作”なんて謙遜するけれど、本当は何度も見返すぐらい自作品を愛している(;^_^A でもそれは“ナルシズム”という意味ではなく、今まさに自分が観たいと思っているジャンルの作品だからだ(;^_^A  そしてそれは他の数多のインディーズの監督もある意味一緒な考えだと思っている。
 
 当たり前の事ながら、これを生業にしているが故に、自分の望まない作品を演出するケースもあるおよそ“プロ”と呼ばれている人たちと事なり、インディーズで活躍している映画人は、当然ながら自分が好きで映画を撮っている。だから自分の好きな映画以外のジャンルに興味関心が沸くはずがない。でもそれはそれでいいと思うし、逆に他の監督に目くじらを立てる必要もない。もちろん自分の信念を曲げてまで万人に媚びへつらう映画を撮る必要もない。もっとも映画故全く観客を無視した作りはいけないと思うけど。

 また、趣味趣向が違う監督同士なんだから、その趣味をとことん突き詰めていけばいい。映画・ドラマには様々なジャンルがあるし、それに伴って様々なファンがいる。自分の世界観に共感を持ってくれる人がどこかに必ずいるはずだから。そう、「誰かが君を待っている、君を求めている、どこかで、どこかで……」。

イメージ 2

 今回の「ひろしま映像ショーケーズ」ではあまりにも様々なジャンルムービーが揃った故に、それぞれの興味のわく作品目当てに来た人は、観ていてきっと戸惑うかもしれない。でも新たな発見があるかもしれない。そんなわけで、12日会場に足を運んでくださる方々は、是非それぞれの作品ジャンルと共に「吉松幸四郎」「阿部哲久」「浴本一行」「キノシタケイタ」そして不肖「胤森」の名を頭の片隅にとどめていただけたら幸いである(;^_^A

 そんな事を書かずには於けないくらい、今回の12日の作品群は凄い!と思っている(;^_^A


ひろしま映像ショーケース」(関係分)
日時 2017年3月12日(日)13:00~
場所 広島市映像文化ライブラリー2階ホール

入場無料
 〈スケジュール〉
  13:00~ 
   ・Quest Movie Factory (QMF)『世界樹の見る夢』(吉松幸四郎監督)
  14:20頃~
  ・広島大学附属高等学校 放送班『ふたり』『おはよう』(阿部哲久監督)
  14:30頃~
  ・イチヱンポッポフィルム(IPF)『学園特捜☆伍代聖羅』(胤森淳)
           http://blogs.yahoo.co.jp/jinguji_ipf_s1986/28397627.html
  15:00頃~
  ・Ikko-Movie(イッコームービー)『偽装デート』(浴本一行監督)
  15:20頃~
  ・Alternaction『真偽探偵』(キノシタケイタ監督)