神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

ヒロインアクションのテーマ

 2006年11月の『令嬢探偵★モロボシアイ』クランクインで産声を上げた、“広島発ヒロインアクションムービー”シリーズも、今年で10周年を迎えることとなった。そんな“広島発ヒロインアクションムービー”の、そして数多のヒロイン映画全般の命題だったのが、
「なぜ、敢えて女性(ヒロイン)が戦わなければならないのか?」
というテーマだった。

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 当団体イチヱンポッポフィルム(IPF)の過去5作品に登場した計3人のヒロイン、「モロボシアイ」にしても「神宮寺真琴」にしても「葛城アキ」にしても、正直明確な“戦う”理由はなかった。別に彼女らの代わりに屈強な男たちが戦っても構わない展開で、いわば“ヒロインアクション”なるが上に“ヒロイン(女性)”が“アクション(戦闘)”しなければならない、というある種の“自己矛盾”を抱えてきた。

 その点、最新作“IPFアクションヒロインパールライン”第4の女こと“八城忍”が活躍する、本日公開の『電光石火☆八城忍』では、10周年にして、第六作にして、そして4人目にして、初めて明確な理由が明かされる作品になっている。

 セーラー服を身に纏い、得意の拳法で悪に挑む……まさに「スケバン刑事」に端を発した“80年代東映系ヒロインアクション”の流れを踏襲するかのごとき本作品は、主人公・忍がなぜ女として戦わなければならないかが、はっきりと描かれている。そういう意味では10周年にふさわしい作品といえる。

 近郊の皆さんも、是非“歴史の証人”になってくださいm(_ _)m

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『電光石火☆八城忍』上映会
日時 2016年1月9日(土)←今日!! 
18:00~  開場
18:30~  開演 『電光石火☆八城忍』上映
19:25頃~ スタッフキャストによる舞台挨拶
20:00   終了予定
会場 広島市西区民文化センタースタジオ
                        (〒733-0013 広島市西区横川新町6番1号)
後援(公財)広島市文化財
入場料 ¥1,000(前売¥800)
※前売券の取り置きなどは当団体イチヱンポッポフィルムのHPでも取り扱っております。
http://ichienpoppo.web.fc2.com/