エースとナイン

　映画製作用のデジタル一眼レフとは別に、日常の風景を“切り取る”スナップ用カメラとして、一眼レフと同じメーカーであるLUMIXのTZ35を使っている。携帯・スマホといったものに縁がない私にとっては貴重なアイテムで、普段からズボンのポケットに忍ばせて、気がつくとシャッターを切っている。

 

　ところでこの35は、我が家のTZシリーズとして３代目になる。過去使用したTZ10及び30は、共に購入後２年ぐらいしてからカメラのレンズ内に埃（のようなもの）が付着し、使い物にならず、しかも修理代がかなりの額になる、ということで、修理より新規購入をずっと行っていた。

 

※『コンパクトデジカメは「TZ」(^^) 』 http://blogs.yahoo.co.jp/jinguji_ipf_s1986/26214082.html

 

　そんなわけで、今のTZ-35が使える唯一のコンパクトカメラなのだが、何と、購入後まだ半年も経っていないのに、レンズ内に黒い点々が……コイツはイカンと修理屋に持ち込んだところ、肝心の保証書を紛失していたことが発覚し、それから購入時の通販の納品書や、注文時の業者とのやり取り（メール）の写しが必要となるなど、大変な手間がかかってしまった。ただ、件のカメラの方は、保証期間適応（無料）で何とか部品交換してもらって無事帰ってきたんで良しとしよう(^^)

 

　さて、件のTZ-35が不在の時期、仕方なく、前回レンズ内の埃（かび？）により“お釈迦”になっていたＴZ-30を持ち出し、恐る恐る液晶画面を覗いてみると……気になっていた埃が殆ど見えなくなっているではないか！　おかげさまで35ドック入りの間に、「写真撮影延期」という事態だけは免れた。

 

 

　そんな訳で、35が戻った時点で、同じタイプのコンパクトカメラが２台、手許に戻ってきた。修理を終えた新規の「TZ-35」と“結果オーライ”で治った「TZ-30」……このシチュエーションに、思わず「ジャンボーグ『エース』と『ナイン』」の言葉が脳裏をかすめたよ

 

　まあ、この例えが判る人は、私と同じ、いい歳こいた“大きなお友達”かもしれないなぁ……

 

　いずれにしても、この２台には今後大いに活躍してもらいたいね