神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

広島ゆかりの水沢奈子

 中国電力という電力会社がある。広島に本社を置くが、勿論原発は有している(島根原発)。また、“総理のお膝元”には大分以前から原発設置を画策し続けている(上関原発)。しかし広島には原発を一基も建設していない。なんともあざとい話だ。もっとも広島県下のどこかの市町村が原発誘致に名乗りを上げでもしたら、一斉に世論の“袋だたき”に遭ってしまうだろう。“ヒロシマ”だから………
 
 さて、その系列に、インターネット関係を取り持つ「エネルギア・コミュニケーション」というのがあって、そこの商品(サービス?)でもある“MEGAEGG」のイメージキャラに、数年前まで抜擢されていたのが、水沢奈子という女優。
 
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 実に正統派の女優(アイドル)といった出で立ちで、「こんな娘がローカルのCMに?」と当時は驚いたものだった。もっともそんなにメジャーでブレイクした、というわけでもなく、彼女のフィルモグラフィーを見ても、ぱっと目につくのはドラマの「花より男子」「3年B組金八地先生」ぐらいか……容貌的には戦隊やライダー辺りの特撮系が似合いそうなのに……なんて思っていたら、『牙狼<GARO>』には出演していたようだ。
 
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 そんなわけで、メジャー級のルックスを誇りながら、これといった作品に恵まれていない、そして広島では「メガエッグのあの子」ぐらいの知名度を誇る、彼女のような子を擁して、是非広島発の映画・ドラマを撮ってほしかったものだ。
 
 どうしても、地方映画というと、東京のメンバーが地方という“軒を借りる”だけのものか、闇雲に地元の拘ってローカルタレントを大挙して撮るものに二極化されているように思える(飽くまで大手に関しての言及。インディーズは当然地元のメンバーで撮るもの)。だからこそ、その合間を縫って、「広島に“縁”のある俳優」を使っての映画がもっと撮られてしかるべきである。それも「広島出身」に拘ることなく、「広島で知名度の高い」馴染みの俳優に出てもらえればそれでいい。
 
 そう考えると、『サルベージ・マイス』は典型的な前者のパターンだが、逆に、本作を通してなじみ深くなった谷村美月や長野じゅりあ辺りが再度別の広島ムービーにでも出演してくれたならば、もっと盛り上がると思うし、彼女らの株も上がるだろう。
 
 そんな訳で、まだ21歳の若さを誇る、しかもそんなにスケジュールが埋まっていそうもない件の水沢奈子嬢をメインに据えて、テレビ局主導でもいいので、何か面白い広島ムービーを撮ってくれないかな。個人的にはそれは『サルベージ・マイス』に続く“劇場版広島発ヒロインアクションムービー”であってほしい。でもそれもあながち絵空事ではないかも知れない。だって彼女は、メガエッグのCMで、既にスーパーヒロインを演じているのだから……
 
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