神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

地震とヒロイン

 深夜(早朝?)、中四国を襲った震度5地震は、13年前の芸予地震以来大きな地震に遭遇したことのない広島人にとっては衝撃的な出来事でした……報道によると、どうもこの時期に南海トラフ地震を予見した学者は、その余震として日向灘に震度4~5の地震が起こり、その力によって南海トラフ地震が誘発される、というシナリオをメディアで紹介したそうです。今回の震源地と日向灘は目と鼻の先です。しかも東北の大震災2日前には宮城で震度5地震が発生したことを考えると、かなり高い確率であさって辺りにすさまじい本震が起こるのではないかと、冗談ではなく相当不安に駆られています。今の当たり前と思っている生活が、数日後にはなくなってしまう……そんなことを考えると気が気でありませんが、そんな思いが杞憂になるよう、でも心の備えだけはしっかり持っておこうと思います。
 
 さて、その3年前の大震災直後の東京で、“広島発ヒロインアクションムービー”の『天使諜報★神宮寺真琴』は初公開されました。広島以外の場所では初めてのことでした。当時は「そんな状況下で上映していただく」ことに不安と申し訳なさを感じたりもしましたが、概ね好評だったようで、有り難かったことを今も記憶しています。それから幾星霜、今度は「神宮寺真琴」に替わり『特命探偵☆葛城アキ』が4月東京に参ります。今後の地殻変動によっては、3年前と立場が逆転するかも知れませんが、もしそうなっても、未来の復興の使者として「葛城アキ」を関東・東日本の方々に楽しんでいただけたら幸いです。
 
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 勿論、いちばんいいのは、私の思いが杞憂に終わることと、本当の東日本の復興が行われることです。現在存在する伊方原発と建設を画策する上関原発予定地の、まさにそのど真ん中を震源地にした今回の地震です。福島の現実に敢えて目を伏せ徒に“原発再稼働”への道筋をつけようとする為政者のまさに“お膝元”で、予定地真下で起こった今回の地震。これを教訓にしなくて何を教訓にすべきか。早く“安心”な日本になってほしい。
 
 安心な日本で、そして安心な広島であって初めて、真琴はアキは“小悪党”たちを懲らしめることが出来るのです。安心して“広島発ヒロインアクションムービー”のヒロインの凛々しさを感じたり、真面目故のギャグに笑ったりしてもらえることこそ、制作者の思いです。
 
 今日から改めて“安心な一日”が始まることを祈念して止みません。そして来月19日がいい日になりますように。
 
第9回B.DASH+上映会
日時 4月19日(土)13:30~(詳細は後日紹介)
会場 小劇場てあとるらぽう(〒171-0051東京都豊島区長崎5-1-32城北日専連ビルB1F)
料金 1000円
上映予定作品
     『特命探偵☆葛城アキ〜郷土の怒りをぶちまけろ〜』(胤森淳監督)
     『ぼくの旅』(繁田健治監督)
     『アイドルスナイパー2〜ダークリベンジ〜 フェイク予告篇』(稲葉司監督)
     『マトリの女』(小菅光晴監督)  
     『フライングゲイと』(木野吉晴監督)
     『魔人のいない四月』(Z會)