「バリパラ」に期待
これはもう半年くらい前のことだが……ＮＨＫのＥＴＶでやってる「バリパラ」が『バリシネマ祭』というのを開催（？）していたのだが、その中で“切断ヒーロー列伝”と称して、何と『片腕ドラゴン』と『プラネット・テラー』が紹介されていた！ “映画秘宝”もかくや、というくらいのあっけらかん振りに、ある種圧倒されてしまった。
この「バリパラ」は以前から注目していた“バラエティー”だが、制作者に“邪な悪意”がないのだとしたら、障害者を“かわいそう”とひとくくりにしてその実“タブー視”する健常者たちに、障害者の側から“ここまで来てもいいんだよ”と手をさしのべられている感があって、実に興味深い。
この番組も……この私のコメント自体賛否両論つきないだろうが、個人的にはこの番組の姿勢には好意を持っている。
