神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

次郎軍・槍隊・第一小隊

  映画が好きで映画制作が唯一の趣味の私ながら、過去劇場公開映画のエキストラを務めたことは人生只1回しかありません。でもその一本とは、黒澤明監督の『乱』! 「次郎(根津甚八)軍・槍隊・第一小隊」の足軽として出演しました。戦国時代ということもあって、粗末ながら甲冑を着て草履を履いて、大量の石灰が巻かれた大地を何度も全速力で走り抜けたことが、今でも大変心に残っています。炎天下の撮影故、辛かった思い出には事欠かないのですが、不思議なモノで、時間が経つと、辛い思い出はコロリと忘れ、誰かに話してあげたいような良い思い出しか残っていない……というのが現状ですhttp://img.mixi.net/img/emoji/50.gif
 
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 さて、この度日本映画専門チャンネルで件の『乱』が放映される旨のCFが流れたときに、娘たちに向かって「パパ、この映画に出とったんで」とつぶやくと、二人とも「観たい! 観たい!」と言い出す始末。丁度出掛ける直後から放映するとあって、録画をかけておくことにしました。

 やがて帰宅。録画画面の前・中盤はすっ飛ばして、クライマックスに近い、エキストラ参加した「次郎軍vs三郎軍」のシーンと相成りました。それで、おそらくここらあたりに出てるだろうな、って所で画面を静止画にして、丁度次郎軍槍隊が突入する場面を切り取ってみたのですが……不思議なことに、家内も娘たちも、それぞれ同じ人物を指摘して「これがパパでしょ?」って言い出す始末。確かに、周りの人物と比べて、その人物は背が若干高い。またうつむいて猫背だし、自分が記憶していた「次郎軍 槍隊、第一小隊 前から5列目」と、到着してじっと立っている際、右から迫る馬の蹄が怖くて仕方がなかったことを考えると、証拠はないですがおそらくこの人物こそ、私だったんだろうと思っています。
 
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 まああくまで「もしかしたら」のレベルですが、そんなことを話ながら、娘たちと戯れるのも、また楽しい、そんな年始です  手前味噌な記事で申し訳ありません