神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

へろへろ“兼業主夫”

 昨晩ようやく“平日”を終了した我が“兼業主夫”業だが、なかなかうまくいかない。せめて「週に1回ぐらいは娘たちに園バスを」との思いから、今週は仕事の日程をやりくりして、お迎え1日、見送り1日を何とか確保したが……朝1時間ほどの休みをもらって園バス通園を試みた水曜日は、サキのバッグを忘れてあわてて取りに返り、園バスを待たせる失態を演じてしまった……父親失格である……
 
 週後半は、自らの不摂生による度重なる“寝坊”によって、園にも職場にも“ギリギリ”という事態が生じてしまった。私自身の問題ならばどうにでもなるが、毎日弁当とお茶、そして朝食や朝の支度も必要な娘たちの手前、全てにおいて“失敗”が許されない環境は、いい加減な小心者故、過度のプレッシャーだ。
 
 そんな中、ようやく“週末”を迎えたと思いきや、今週に限って朝早くから「父親参観」があったもんで、また休まれなかった。“一人の子に二人の保護者”はよくある話だが、“双子の娘に一人の親父”というのはなかなか珍しいだろう。おかげでふた教室を4往復も5往復もする羽目になってしまった。主夫”業まっただ中である。
 
 先日、職場で教頭から「先生が最近元気ない」との担任クラスの生徒から意見があった旨を伝えられ、「どんな場面でも気丈に振る舞うよう」との指摘があったが、こればかりはそういわれて実際体験したモノでないと解らないだろう! との思いに駆られたね。確かに先週は“抜け殻”みたいな生活だったし、本当は謹んでお受けする話だったのかも知れないが……一応今回の一件では職場を上げてバックアップしてくれるらしいので、それはありがたいが。
 
 鶴田浩二の「傷だらけの人生」ではないが「右も左も真っ暗闇じゃござんせんか」を地でいくような絶望的な日々を送っているが、今はとにかく、“絶望”だけで日々を暮らすのだけはやめたい、と思うようになった。“絶望感”だけでは今後到底生きていけない。きれい事を言えば、娘たちを守るとか病状の好転という奇跡を信じて励むとか、そんなことがいいんだろうけど、その重さに耐えかねている身故、何とか楽しいことを考えて、気持ちを高揚させなければ、なんて思っている。
 
 もっとも、それは「映画制作」という、今の自分にとってどうしようもないことで、しかもそれしか思いつけないので、わが思いは沈むばかり……