“アンヌ”の魔力
昨日の日記から図らずも「円谷ヒロイン」に移行してしてしまったようなので(笑)、今日の話題は“友里アンヌ”嬢(笑)
『ウルトラセブン』は『マン』と同様、幼少時代のオンエアよりも、小学生時代の再放送の頃の方が印象深いが、“つぶらな瞳のアンヌ”の姿は、小学生ながら「綺麗だなぁ……」と感慨にふけったものだ。まだ同世代の女性(小学生)に何の魅力も感じなかった時代、女性への憧れは専ら「お姉さん」世代の女優だったが、その中でも“アンヌ”は筆頭だった。尤もこの感覚って、今や壮年となった同世代の男性ならばきっと理解してもらえると思うが……(笑)
『セブン』で出会って以来、“アンヌ”以外の何者でもなかった、女優のひし美ゆり子。彼女の場合も、桜井浩子と同様、円谷プロ以外のドラマで拝見する機会はなかった(当時『プレイガール』の存在を知らなかったので)。『ミラーマン』のゲストを経て『ウルトラマンレオ』では実際の“アンヌ”(らしき人物)として、これまた実際のモロボシダン隊長(森次晃嗣)との競演も果たした。円谷ではないが同じルーツもを持つ東宝特撮『地球攻撃命令ゴジラ対ガイガン』にも“菱見百合子”の名で出演していたが、公開時には観る機会に恵まれず、それから10年後、ようやくTV放映で観るに至った。大好きな石井輝男監督のオールナイト公開で『忘八武士道』を観たときには、その肢体を惜しげもなく披露していたので、頭がクラクラしたっけ(笑)
それからはしばらくテレビなどで観ることもなかったが、80年代の特撮ブームの余波でいろんなイベントに登場するようになり、「必殺仕切人」ではついに久々のレギュラー出演を果たしていた。
最近の姿は“つぶらな瞳のアンヌ”というよりも、彼女生来の性格に忠実な“気っぷのいい姐さん”然としていて、それはそれで素晴らしかったと思う。未だに憧れの女優だ(笑)