神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

348

 “348”と書いて“サシバ”と読む。これは件の篠原とおる氏原作の漫画『コードネーム348 サシバを原作としたVシネマ『コードネーム348 女刑事サシバ』(1990年)に登場する女刑事のことだ。この348=サシバというタイトルは、82=ワニ(分署)と同じく、篠原氏得意のネーミングだろう。但し『ワニ分署』の“82”は署内の内線番号という根拠があるが、この“348”にどんな意味合いがあるか、既に失念してしまった(笑)。
 
 物語も今となっては余り記憶がなく、主人公の348こと羽生あすかがやたら犯人を取り逃がすとか、敵方のアジトに潜入するも、逆に危機に瀕するとか(http://leadcrow.muvc.net/sashiba/index.html)、敵の撹乱戦術でやたら婦人警官が殺されるとか、相棒の刑事(実は敵)役が私の出身中学の大先輩・加納竜だったとか(笑)ぐらいしか記憶にない。
 
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 この作品で羽生あすかを演じたのはかつての“角川三人娘”の中堅・渡辺典子。残念ながら3人の中で一番不遇なキャリアとなってしまったが、ルックス的には他の2人と比べて実に彫りが深く、きりっとしたまつげとは裏腹に、“原田知世”以上にお嬢さん役が似合う役者だったと思う。
 
 もっとも、大分の大学時代、映研の2級下に「渡辺典子と同級生だった」という子がいて、その子の弁によると「かなり意地悪な子」だったそうだ(笑)