神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

イベントを終えて② バカ映画の夕べ2010感想など

 色々あったが、結局参加した「バカ映画の夕べ2010」イベント。そのラインナップだが、順を追って感想を述べてみたい。

■「空気アマゾネス」(酒徳ごうわく監督)
http://homepage2.nifty.com/DA-KIKAN/geisya17/img/film/air_ama.jpg
・アマゾネスの描写に思わず爆笑してしまった。なるほどこういう展開か……
どんなものであれ、それが集団化することによって生じる迫力に感動した(笑)
 
 
■「ア寿司トロ球団」(酒徳ごうわく監督)
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・昨年も見た作品だが、司会のミオヂ氏の解説でまた謎が解けた。とはいうものの。台湾プロ野球は結構知っているが……
 
 
■「REAL NINTENDOGS」(酒徳ごうわく監督)
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・まさにアイディア勝負の作品。「REAL」という表記にまさに忠実な作品だった。お見事!
 
 
■「うんこぶり夫君 The Movie」(でぼんちょ監督)
・「The Movie」になる前のオリジナル作品のグロさには思わず“オェ”って思ったが、その後の同一テーマもCG版は面白かった。特に主人公が訳もわからず女性を蛸殴りするシーンや、刑務所トイレにおける×××怪物との死闘は目を見張る。
 
■「チェーンソーメイド 」(長尾武奈監督)
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・クレイ(粘土)アニメでスプラッターを撮ろうと果敢に挑んだ監督の心意気を評価したい。この出来だったら海外でも通用すると実感。
 
■「出会い系忍者」(中島裕作監督)
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・結構ハマった映画だった(笑) わかりやすい展開といい、2作とも冒頭に殺される男性キャラの死体を何度もしつこく見せる演出に、監督の拘りや、元来の“バカ映画の定義”を垣間見られて嬉しかった。
 
■「人造犬クドリャフカー」(中村犬蔵監督)
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・もう完全無欠のフルCGにして自主映画の限界を遙かに超えた超大作! いつもながら犬蔵監督のテクニックは素晴らしい。しかも“昭和世代”の琴線に触れる作品ばっかり! とくにクドリャフカーの分身が合体して巨大化するシーンなど、モロ『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』の同シーンのまんまで、そこが一番笑えた。

 それ以外にも飛び入りで、遠方から遙々来た監督の作品上映もあって、大いに盛り上がるイベントだった。

 イベント終了後、会場を移して“俺たちの世代”自主映画人の“忘年会”が開催されたが、その際も映画の関する話題が次々と飛び出して、日常生活では決して味わえない、“映画三昧”の雰囲気のうちにお開きとなった。

 忘年会の席上で何度もつぶやいた、“合同企画”“とにかくみんなで映画を撮ろう”の叫びが、いつか実現しますように……