劣等感と次回作の構想
今日は広島フィルムコミッション主催の交流会に参加した。これは大学映研や広島で活動している自主映画団体の"橋渡し"を目的とした会合で、私も各大学向けにPR文書・DVD・過去の上映チラシなどを準備し、「懸命に活動している割には今ひとつ認知されない」当団体イチヱンポッポフィルムを少しでもPRしたいと勇んで参加したが、結果は、能弁な他団体の方に圧倒され、殆ど発言らしい発言も出来ず、当初の危惧通り、ろくなPRも出来ないまま、しょぼしょぼと会は終わってしまった。
いつも思うが、何故あんな機会に何も出来ないのか。どうしてみんなガンガン発言するのに、自分だけ卑屈になるのか……活動自体はきちんとしているはずなのに、どうもプレゼンテーション能力もない自分に情けない思いで一杯になった。もっとも大学映研がたとえ振り向いてくれなくても、当面何とかやっていける環境にあるのがせめてもの救いか。
ただ、初対面の映研の子と個別に色々話が出来たのは収穫だったかな。学生とはいえ、結構本格的にやっているようだけど。
会が終わり、フィルムコミッションの方と話をしているうちに、次回作はどうも、以前このブログでも描いた呉ロケの小品になりそうになった。 http://blogs.yahoo.co.jp/jinguji_ipf_s1986/17483066.html
まだストーリーも何も決まっているわけではないが、今回だけは、自分の欲望に忠実に、本当に"思い通りの映画"を撮るつもり。その点は妥協しないで、それでもついてきてくれるメンバーで構成し、4日程度の短期集中ロケで撮ってみたいと考えている。
どうせ認知されないんならば、変に媚びず、四半世紀培ってきたノウハウを活かし、好き勝手にやってやる。それでも多くの観客の支持を今まで受けてきたことを自信にして。
目指すは「観客ゼロの"欲望"完結作品」だ!
※こんなスチールを載せてしまうと私の"欲望"が妙に解釈されてしまうかも知れないけど……こんな感じの"強い女"を出せたらいいな(笑)