神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

“ヒロインアクション”が撮れる幸福

 遂に公開まで10日を切ってしまった『天使諜報★神宮寺真琴~シンデレラの懸賞金~。準備不足の不安とは裏腹に、初めて公開されることの喜び、期待はどうしても募る。
 
 思えば、広島の地では殆ど制作されてこなかった(と思う)“ヒロインアクションというジャンルを、何とか3作続けて撮ることが出来たのは何とも喜ばしい(笑) これもひとえに、主人公をはじめ多くの“舞台人”がこんな荒唐無稽の世界観を見事に演じきってくれたからに他ならない。
 
 確かにこの種の映画(ドラマ)に興味を持つ、私のようなマニアックなメンバーを揃えて映画を撮ることも出来ただろう(主に私が映画を始めた四半世紀前は、そんなノリの集団で撮ることもあった)。しかし、今回、そんなジャンルに興味があるかどうかも知れない(しかも、東映系ヒロインアクション全盛期の80年代をリアルタイムで知らない世代の)面々が、趣味云々を抜きにして、それこそプロが与えられた仕事を粛々とこなすように(それもノーギャラ・手弁当で)、この映画でそれぞれの役を真摯に演じてくれたから、曲がりなりにも“天使諜報シリーズ”はここまで続けられたと、大変感謝している。彼女(彼)らの活躍故、これらのシリーズが観賞に堪えられるものになったと思っている。
 
 情宣活動が中々思うようにはかどらないものの、何とか多くの方々に、この成果を観てほしいと、切に願っている。
 
 
〈上映情報〉
日時:2010年10月16日(土)18:30開場 19:00~上映

場所:広島市西区民文化センター スタジオ(広島市西区横川新町6番1号)
上映作品:『天使諜報★神宮寺真琴~シンデレラの懸賞金~』(45分)
      :『天使諜報★神宮寺真琴~市民の敵は場外へ飛ばせ!~』(25分)
料金:前売\800 当日\1,000
 
 
 ※写真は、この物語の事件を裏で操る“逆主人公”貞男。粘液質のキャラクターを喜々として演じてもらった。そんな彼の末路や如何に……?(詳しくは16日の劇場で!)
 
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