神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

“故郷たち”を憂う

 先日、幼小期を過ごした“第二の故郷”島根県大田市震源にした震度5強地震が発生したと思ったら、今日は学生時代を過ごした大分県で山崩れとは……

 まあ、中津は大分県の中でも福岡との県境で、私の住んでいた街とは離れた位置ながら、「大分」という県名を目にすると、思わずドキッとする。耶馬溪中津市内とは知らなかったが、両方とも大分の中では有名な土地だ。そんな町の名が自然災害の舞台として語られるのはなんとも心が痛む。

 何はともあれ、我々ちっぽけな人間たちの社会とはお構いなしに、地球の大きなうねりは容赦なく襲いかかってくる。とはいうものの、昨今の世界の身勝手で酷すぎる社会情勢に、その「母なる地球」も相当怒ってるのでは、何て妄想もしてしまいそうになるよ……

中津・耶馬渓で山崩落、3世帯6人の安否不明
https://mainichi.jp/articles/20180411/k00/00e/040/213000c

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 11日午前3時50分ごろ、大分県中津市耶馬渓(やばけい)町金吉(かなよし)で「裏山が崩落して何軒かが土砂にのみ込まれた」と市消防本部に通報があった。市消防本部や県警中津署、県などによると、幅200メートル、高さ約100メートルにわたって大規模な土砂崩れが起きて3棟が土砂にのみ込まれ、男女6人の安否が不明となっている。大分県自衛隊災害派遣を要請。警察や消防とともに救助活動を進めている。
 
 県によると、行方不明になっているのは3世帯の男性1人、女性5人の計6人。

 現場は中津市立下郷小学校の1キロ南。市中心部からは南に約25キロ離れた山あいにあり、金吉川に沿って住宅が点在している。崩落現場は急な斜面の山のふもとに住宅が集まっており、県が昨年3月に「土砂災害特別警戒区域」に指定している。県によると、1991年に風による倒木の被害があり、現場周辺には高さ3メートルの鋼製の落石防止柵が3カ所の計94メートルにわたって設置されているが、大規模な土砂災害を防ぐものではなく、これまでに土砂災害は確認されていないという。

 大分地方気象台によると、現地では計測可能な0・5ミリ以上の雨は10日夜以降は観測されていない。今月に入ってからも6日に4.5ミリ、7日に1.5ミリの計6.0ミリの雨が降っただけで、通常より雨の少ない状態となっているという。

 県によると、大規模に土砂崩壊が進む危険性は少なく、土砂が川をせき止める「土砂ダム」ができる可能性は低いという。

 11日午前4時20分ごろに消防隊員が現場に到着し、スコップを使って手で土砂を除去しているが、土砂量が多いため、地元の建設業協会に重機での作業を要請した。