神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

“コンニャク”の悲願

 2017年の“広島バブル”こと、プロ野球セントラルリーグ広島東洋カープのほぼ“独走”優勝で大いに盛り上がったが、その裏で一時は「優勝か」ともてはやされたもものの、後半戦でまさかの失速、結局三位に終わってしまったのが東北楽天ゴールデンイーグルス。しかし、CSファーストステージで絶好調ライオンズ相手にまさかの1敗2連勝で勝ち抜け、ファイナルステージの強豪ホークス相手に、現在2連勝と好調だ。優勝したホークスにアドバンテージがあるので、実際には2勝1敗ながら、「もしかして?」の期待は膨らむ(^^)

 そのゴールデンイーグルスを率いるのが、就任2年目の梨田昌孝監督。かつて、今は亡き大阪近鉄バファローズで、強打の捕手として名を馳せた名選手だった。とりわけ、打席で身体をくねらせてタイミングをとる、俗に言う“コンニャク打法”が有名だった。そんな梨田氏だが、選手時代(近鉄)で3回、監督として2回、日本シリーズに進出した経験を持つが、どれも日本一には届かず。彼の師である故西本幸雄氏のように「悲劇の名選手・名監督」の称号を得てしまいそうだ。

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 そんな梨田氏には、今までもう一つ、「監督2年目に必ず優勝する」というジンクスも持っていた。前半戦独走状態だったゴールデンイーグルスの好調ぶりに、このジンクスは今だ健在?と期待もしたが、そっちの方はあえなく潰えてしまった。

 ここで、ふと思ったのは、彼のもう一つのジンクスも、もしかしたら潰えてしまうのではないか、という“期待”だ。普通ならば、優勝しなければ日本シリーズに進出など叶わなかったはずだが、今ではCSなんて便利なルールがある。つまり「監督2年目優勝」のジンクスが消えたと同時に、3位のままCSを勝ち抜けたならば、「日本一になれない」もう一つのジンクスさえ消えてしまうかも知れない……その可能性はないわけではない。

 「優勝を逃して日本一奪取」そんな夢のような“ジンクス”破りが奇跡的に実現するかもしれない。そんな期待に胸ときめかせれば、今後のパシフィックリーグファイナルステージがますます見逃せなくなったよ(;^_^A

 もっとも、そうなると広島東洋カープの33年ぶりの日本一はお預けになるわけで、なんとも板しか趣旨なんだけど……ってその前に、カープ、ファイナル勝ち抜けるのか?ヾ(--;)