神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

『ジェラシー・ワルツ』上映御礼!

 本日13:00より、広島市映像文化ライブラリー「ひろしま映像ショーケース」にお越しの皆さん、そして『ジェラシー・ワルツ』をご覧になった皆さん、有り難うございました!

 今回作品が公開されたホールは、日頃一般の劇映画が公開される、客席数169席の立派な“映画館”で、個人的にもここで映画を観るのは、かつてここで『ふたりのイーダ』が上映されて以来でした(そういえば、原作の松谷みよ子さんは最近鬼籍に入られましたね……合掌……)。いつもは毎年1階の試写試聴室で行われていたので、格段の好条件です。学校でいえば視聴覚室から講堂に変わったくらい……今回は高校放送部員が制作した作品上映されましたが、こんな事ならばウチ(IPF)の作品も出しておくべきだったと後悔したくらいです

 上映の方は、夏ではなく早春という“ホラー向き”ではない季節でもあり、また落ち着いた大人層の観賞ということもあったので、昨年夏の文化祭上映のように奇声や悲鳴が上がることもありませんでしたが、概ね無事に上映を終えることができたと思います。本作にこのような一般公開の機会を与えてくれた広島市映像文化ライブラリーには感謝に堪えません。

 上映後の挨拶は来場した部員2名と、子役として一瞬登場した娘たちと共に行いました。部員は大変緊張していましたが、こうやって学校ではない場所で“観てもらった”という実感を味沸くことは出来たのではないでしょうか。

 来年もこのイベントがあって、またお誘い願えたならば、是非今度は自作かIPFの作品が上映できるよう頑張っていきたいと思います。

 スチールは、おそらく最初で最後の一般公開も終えたということと、意外と人物が特定できない写りになっているということもあり、一番怪談らしいものを掲載しました。突然の絶体絶命な場面でのショックシーン。しかし次のカットでは何事もなかったかのような日常に件の主人公がいる。そしてその二つのシーンを繋ぐなんの説明もない。そんなこのスチール前後のシーンが、まさに“大蔵怪談”特有の“間”だったりします

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