神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

「強い女」の映画

 CSで放映してた『アンダーワールド 覚醒』で、主人公のケイト・ベッキンセイルが狼男族と激しいバトルを展開しているシーンを見かけて、「おお、意外と"ヒロインアクション"は市民権を得ているんだなぁ」と勝手に類推して、ちょっと嬉しかったりする
 
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 確かに最近は、映画からドラマ、果てはゲームソフトに至るまで、"強い女"が目白押しだ。一歩間違えば"萌え系"に発展しかねない危ういジャンルだが、私の場合、やはり純粋に"圧倒的に強い"「女探偵」「女戦士」「女諜報員(スパイ)」「女忍者(くノ一)」「女刑事」「女捜査官」「スケバン」……の映画ドラマが観たい、作りたい、と思ってしまう。
 
 現在の"広島発ヒロインアクションムービー"を撮る前にも"むてっぽうな女"を主人公にした映画を撮ったっけ。もっともそれはアンハッピーエンドな展開だったけど(1998年製作『むてっぽう。』)。
 
 リアルな世の中の、いまや男共を圧倒するほど強くなった女性たちの進出とは別に、ファンタジーな映画(虚構)の世界での「非力ながら健気に頑張るヒロイン」像を追い続けて、逆説的ながら結果的に"強い女の映画"に親しんでしまうんだろうな……みんな