神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

古館伊知郎、一人舞台!!

 日テレGの「徳光和夫のプロレス自慢できる話」は、今回元テレ朝の古館伊知郎をゲストに招き、「徳光・古館のプロレス自慢できる話」となって、2週に渡って放映された。

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 とはいうものの、NETの時代からプロレス中継に関しては因縁浅からぬテレ朝と日テレの元プロレス実況名物アナの競演ということで、何やらきな臭い香りを感じさせる、何ともデンジャラスな組み合わせに思えた。それこそ、イデオロギーの対立で一触即発にでもなりゃしないかと、この番組をしたときには不安すら覚えたものだった。

 しかしながら、この二人は共に立教大卒の同窓であり、徳光の子の結婚式に古館が招待されるなど、私生活においては“ツーカー”の間柄だったそうで、番組は終始和気藹々、ていうか、殆ど古館伊知郎の独壇場だった(;^_^A

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 彼の強みは、新日マットだけでなく、幼少時代から日プロを観て育った世代で、しかも「東京プロレス」の時代も肌で感じていることから、話題は実に抱負。そのおかげで、両雄がかみ合わない会話を繰り広げるという事態は避けられた。ただ彼の停まらぬ饒舌ぶりに、徳光和夫もタジタジ、といった様相を呈していたな(;^_^A

 今回、たまたま最初の回を観て、あまりの面白さに2回目を慌てて録画セットしたこともあって、記憶に残っているのは主に2回目の方なんだけれど、中でも“伝説の”新日vsUWFの「宴会大乱闘旅館破壊」事件において、彼らが乱闘しながらまき散らしたゲロが波を打って二階から階段伝いに滝のように流れた件とか、スタンハンセンと暴力団組長との「腕相撲」に端を発したヤクザと新日との大激突の件などは、それこそ腹を抱えて笑ってしまったよ(;^_^A

 それにしても、古館伊知郎の途切れることない無尽蔵の話題と語り口は、聞いてて何とも舌を巻く。それと、実は気心知れた先輩でもある徳光和夫の前で気も緩んだのか、ここ最近の“大御所”のような振る舞いはなりを潜め、それこそ“一兵卒”のプロレスアナの時代に戻ったかのような、嬉々とした語り方が、観ていて何とも楽しいし嬉しかったね。

 今や彼の後を引き継いだ辻義就ですら、大御所の仲間入りをしてしまったような昨今だが、「報道ステーション」などで変に眉間にしわを寄せて言葉を選ぶように語る古館伊知郎より、今回のここまで羽目を外した(下ネタさえ披露!)古館伊知郎の方がよっぽど似合っていると思ったね。それこそ、プロレス実況は無理としても、かつてテレ朝「爆笑!!ドットスタジオ」の一コーナーであった「伊知郎の夢中中継」辺りを、余興でもいいから復活してほしいって、心底から願ったね(;^_^A
 
 今週末に再放送があるみたいだから、それもまた楽しみだ(;^_^A