神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

ウチの「悪徳の栄え」!

  『令嬢探偵★モロボシアイ』では徒に人体実験を行う悪徳医師、『天使諜報★神宮寺真琴』シリーズの「狙われた生徒会長」では生徒会費を搾取する悪徳教師、「市民の敵は場外へ飛ばせ!」では旧広島市民球場跡地の地上げを目論む悪徳業者、「シンデレラの懸賞金」では新婦に横恋慕して誘拐を画策する(組長の)悪徳ドラ息子、『特命探偵☆葛城アキ』では憲法違反の武器密輸に暗躍する機械製作所の悪徳専務、『電光石火☆八城忍』では,反原発を訴える(それでいて実は原発推進派な)カルト集団の悪徳尊士(グル)、『学園特捜☆伍代聖羅』では高校生を野球賭博に巻き込む悪徳暴力団若頭、『女子高生戦士☆英あいり』ではアイドルのコンサートを妨害する悪徳暴力団幹部、と、過去の“広島発ヒロインアクションムービー”シリーズでは、文字通り数多の“悪徳”を登場させきた。これに、そこに“番外編”『THE 争奪戦っ!』の詐欺紛いの勧誘を強要した悪徳劇団長を加えるとメインだけでもその数およそ9名! まさに「悪徳の栄え」だ(;^_^A

 もっとも、これらのラインナップを見るにつけ、許せない輩はいっぱい出て来ているけれど、殺人といった凶悪犯は登場していないし、ヒロインに直ぐに伸されて大団円となる。稲葉司監督の「アイドルスナイパー」シリーズを観fるにつけ、まだまだ緩いなぁ~なんて感じてしまう(;^_^A 

 ヒロイン活劇を撮り続ける限り、何かしらのヴィラン(悪役)を登場させることになるだろうけど、一度ぐらい、身の毛もよだつような、“完全無欠”の悪党を登場させてもいいかもしれない。ただその場合、落としどころというか、きちんとそんな悪党を退治する道筋を考えておかないと、下手な「ヒロピン」ものになってしまうだろうな……(;^_^A

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