思い出のうどん、思い出のキムチ

　私は依頼心が強いというか、九州で過ごした学生時代もいつも先輩を頼るばかりで、未だに後輩気分の抜けない人間です(;^_^A　そんなわけで、大学卒業後も、学生時代の先輩を頼って、図々しくも押しかけて泊まらせてもらうこともしばしばでしたヾ(--;)　そんな中、同じ下宿で特に可愛がってもらったＡ先輩が住む福岡にも、独身時代何度も通わせていただきました。そんな時、決まって案内してもらったうどん屋があります。その店はごぼう天うどんが絶品で、しかも本格キムチが食べ放題という、何とも有り難い店でした。本物のキムチは酸っぱくなく、頬張った後に痛みを伴う辛さがこみ上げてくることを知ったのもこの店でした。

　今回北九州旅行の際、折角だからと門司から博多に向かった際、是非この店を探して再びごぼう天うどんとキムチを食したい、と、うろ覚えで店を探したところ、何とか見つけることが出来ました。店の名前すら覚えていなかったんだけど、店の形状は覚えていたので何とか探し当てました。その店の名は「天ぷらうどん」というユニークなもので、それでもみんな「ごぼう天うどん」を頼むのが面白いところです。

　さて、凡そ20年ぶりに食した件のごぼう天うどんとキムチの味は当時の記憶と寸分違わず、あの脳天に突き刺すようなキムチの味は健在でした(;^_^A　家族を連れていながら、この時ばかりは学生～独身時代の“若造”にタイムスリップしてしまったような気持ちになりました。

　こうやって、思い出の店が未だ健在で、なおかつ盛況（席に座るのも一苦労でした(;^_^A）なのを見ると、何とも嬉しくなってきます(^^)　また次の機会も是非来店したいと願っているので、いつまでも繁盛してほしいの願いました。

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