神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

“2つの母校”の躍進!

 球春たけなわの甲子園である(;^_^A 今年の選抜高校野球選手権大会は初日から「宣誓 広陵」「総合司会 呉三津田」「開幕戦 市立呉」と“広島づくし”でスタートした。生憎『特命探偵☆葛城アキ』のロケ地でもあった呉の高校(市立呉)が初戦敗退したのはなんとも惜しかったが、それでも個人的にはまだまだ楽しみがある(^^) このブログでも甲子園大会がある度にそれとなくほのめかしてきたことなんだけれど、今年出場した“2つの母校”の活躍を期待しているからである。

 ストレートに「母校」なのは広島(中国)代表の「広陵」。しかも名将・中井監督は1学年上の先輩だ。私の在学中に出て以来、夏の選手権に至っては21年間勝ち進めず、いつの間にか「強豪」から「古豪」になりつつあったが、最近はめざましい活躍を魅せてくれて、且つ全国の高校の中でも、プロへの輩出がベスト3に入るらしく、まさに我ら卒業生の誇りだ(^^)

 一方、間接的に「母校」なのが大分(九州)代表の「明豊」。私が在学中に「映画論」を学び、現在まで映画制作を続ける礎となった大学の附属高校である。かつて元メジャーリーガーの城島健司が在学中の頃は名称もモロ、大学の附属高校名だったのだが、後に山下久美子藤田憲子(!)を輩出した女子高の「明星」を合併して今の名称になった。ただ最近は、ユニフォームの左胸にでっかく大学名を記す様になって、すっかり地方のマイナーカレッジの「広告塔」と化している(;^_^A もっとも近年同市内丘の十文字原に関西メジャー大学の系列校が出来て圧され気味らしいから、このくらいは許してくれるだろう(;^_^A

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 ところでこの2校、方や強豪横浜の、しかも讀賣がドラフトで狙う一推し投手を見事打ち崩しての快勝、方や先発投手の自在の投球で僅差の試合を勝ち抜くなど、共に2回戦に進出してくれた。明豊の方は、校歌を作曲した南こうせつが自ら歌ったものが甲子園に流れて、なんともいえぬ気持ちになったな(;^_^A 広陵の方は、今でも諳んずることができる(^^)

 明日明後日、両校の2回戦が行われるが、是非また勝利のシーンを魅せてほしい。共に相手は強豪らしいが………

 そういえば、かつてカープからのFA引き抜きが半端なく、うんと対抗心を燃やしていた時代の阪神のクリーンナップが「4番 金本((広陵)」「五番 城島(別大附)」だった時は、奇しくも上記の“2つの母校”出身者が名を連ね、なんとも複雑な思いだったことが偲ばれる………(;^_^A


明豊爆発13得点 大会屈指の横浜エース攻略
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2019/03/25/JD0057910615

 【甲子園臨時支局】第91回選抜高校野球大会第2日は24日、甲子園球場で1回戦3試合があった。第2試合に県勢の明豊が登場。前評判の高かった横浜に13―5で大勝し、同校として、県勢として10年ぶりの初戦突破を決めた。
 このほか、第1試合は初回に大量7点を奪った習志野(千葉)が粘る日章学園(宮崎)を8―2で下した。第3試合は昨秋の明治神宮大会覇者で春夏通じて初出場の札幌大谷(北海道)が4―1で米子東(鳥取)を振り切った。この結果、明豊は大会第7日の29日、2回戦第1試合(9時開始予定)で札幌大谷との対戦が決まった。
 また県勢の大分ナインは第5日(27日)の初戦に向けて、兵庫県西宮市の西宮北高で調整を続けた。投手陣はエース長尾凌我(2年)を筆頭に順調な仕上がりを見せ、打者では飯塚和茂(同)らが鋭い打球を飛ばしていた
 第3日は25日、同球場で1回戦3試合がある。

広陵・河野、出せた150キロ その後ギア下げ光星封じ
https://www.asahi.com/articles/ASM3V5DCPM3VPTQP00W.html

(26日、選抜高校野球 広陵2―0八戸学院光星
 試合開始から4球目。広陵・河野(かわの)の直球が、空振りを誘う。「150km/h」。電光掲示板に「出したい」と思っていた自己最速が表示された。
 この球で三振に倒れた八戸学院光星の1番伊藤は、「勢いのある球を見て、自分たちもイケイケどんどん、振りにいこうと思った」。強打は、チームカラー。試合前に決めた直球狙いへの確信を深めた。
 河野の最速はこれまで148キロ。2キロ更新し、さらに欲が出そうなものだが「初回に出て、ほっとしました。ずっと狙っていたら、力むので」。目標を果たし、かえって冷静になれた。二回以降、球速を140キロ前後に抑え、制球重視に。捕手の鉤流(つりゅう)は、「直球を印象づけられたので、チェンジアップが有効に使える」と変化球を増やした。
 光星は的が絞れない。中盤以降、変化球狙いに方針を変えたが、歯車は狂ったままだった。2点を追う八回、2死二、三塁。注目の左打者の一人、3番武岡。2球続けて外角球に空振り、4球目の内角球に詰まって遊飛に。全て直球なのに、気持ちよくバットを振れない。「修正が間に合わなかった」と悔やんだ。
 春夏の甲子園初戦で10連勝中だった光星。高い分析力で初戦までに攻略法を見つけるのがうまい相手を、河野は被安打3で完封した。隣のインタビュー台にいた中井監督は笑って言った。「スピードガンコンテストみたいなことして、150キロが出たから安心したんでしょう」。そのたった1球が、試合の行方を決めた。

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