神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

『シュガー・ラッシュ:オンライン』③~遊び心はこうじゃなくっちゃ!~


 ところで、この『シュガー・ラッシュ:オンライン』では、遊び心というか、キャラクターや声優の起用に、「おおっ!」と唸らせてくれるところがあったよ(;^_^A  やはりディズニー映画ということで、後半のヴァネロペがハンドルを買う資金獲得のためラルフのUPした動画を売り込む過程で「ディスニー」のサイトに飛び込んでいくシーンがあるんだけれど、そこには『ズートピア』のニックや『くまのプーさん』のイーヨー、『ベイマックス』といったキャラクターがさりげなく何度も登場するし、ヴァネロペを追うストームトルーパーの集団に「ああ、やはり『スターウォーズ』の権利はルーカスフィルムからディズニーに移ってしまっていたのか」ってしみじみ思ってしまったね(;^_^A

 それと、ストームトルーパーから逃げる過程でヴァネロペが飛び込んだ「プリンセス」の部屋のシーンが何とも豪華だった。歴代のディズニー映画を彩った"プリンセス"が勢揃いしているのは圧巻だった。しかもアメリカ版はいざ知らず、日本語吹き替え版に関わったオリジナルの俳優・声優まで揃えていたのは凄かったな! だからこのシーンのために松たか子も神田沙也加も参加しているのである。そんな中、『アタックNO.1』の主人公・鮎原こづえ役を務めた往年の女優・小鳩くるみ鷲津名都江)の名をエンドロールで見つけたときには驚いたが、彼女は『白雪姫』役を務めていたことが後にわかった。しかしながら既に御歳71歳。このシーンのためにわざわざ駆り出されたのだろうか?

 それ以外に、これは吹き替えじゃないんだけれど、劇中ヴァネロペが心酔する「スローターレース」のヒロイン・シャンクのオリジナルの声優がなんと、かの『ワンダーウーマン』のガル・ガドットだったそうだ! 確かにシャンクは威勢が良く超人的な活躍を魅せるキャラなんで、ガル嬢起用は見事なキャスティングだといえる。しかし今回観たのは日本語吹き替え版……彼女の美声は聴けなかったよぉ(ノ_-。)

 そうなると、ホントDVDのレンタル開始が待たれるなぁ(;^_^A