「平成最後のEXまにあっくす ～濃ゆいの集めました～」

　つい先日、ＣＳのテレ朝チャンネル２が視聴できるようになって、その１時間後にようやく観賞できたのが、「ＥＸまにあっくす」。この番組はドランクドラゴンの塚地武雅を番組案内人に、特撮関係（特に円谷プロ）を中心に、今ではほぼ視聴が叶わない２時間ドラマなどを発掘（番組内では「サルベージ」と呼ぶ）して放映する。という趣旨の、好事家には溜まらない企画番組だ。しかも塚地の相方としてソフビとして登場するのが、「ザザーン」という超マイナー（『帰マン』第一話に登場するも、ウルトラマン登場前にタッコングに蹂躙される“噛ませ犬”的怪獣）というのがいい(;^_^A

　さて今回観たのは「平成最後のＥＸまにあっくす ～濃ゆいの集めました～」というタイトルで、しかも３ヶ月分一挙公開、計６時間にも及ぶスペシャルだった。期待していた“ザザーン”は何故か“こけし”(!!)に代わっていたけど……？  それと「平成最後」と銘打つだけあって、今回の放映が最終回と匂わす流れで、ようやく視聴できるようになった者としては何ともヤキモキさせる展開ではあったが……

　今回の上映ラインアップは、かつて日テレで深夜ひっそり放映されて悪評の方が高いＳＦドラマ『ムーンスパイラル』に、東映が土曜ワイドの枠で流した岡田真澄主演の『吸血鬼ドラキュラ神戸に現る』、そして円谷プロが“火サス”の枠で敢えて“非特撮”に挑んで獲ったサスペンスドラマ『二人の女』（江波杏子・烏丸せつこ・坂上忍主演！）という３企画をメインに、そこに「特撮秘宝」（洋泉社）で観たことのある、大阪芸大制作の特撮ドラマ「装甲巨人ガンボット危うし！あべのハルカス」を毎回１～２話分放映する、というたまらないラインナップ！　しっかり録画させていただきました(;^_^A

　ここ最近ＤＶＤやＣＳによって、今まで諦めていた番組・映画を思いがけず観賞できるようになり、何ともいい時代になったものだ（あくまで映画鑑賞条件としてだけど……）。今はせっせと観ている所なんだけれど、いずれまたレビューを書いていきたいと思う(;^_^A

「ＥＸまにあっくす」のOPテーマは、ご存知『恐怖劇場アンバランス』！