神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

一押しの「礼子」さま(;^_^A

 往年の「日活アクション」の中心的存在だった“日活ダイヤモンドライン”のメンバーには、決まってカップリングするヒロイン(マドンナ)がほぼ固定で存在していた。石原裕次郎ならば後の細君の北原美枝、マイトガイ小林旭には浅丘ルリ子、トニーこと赤木圭一郎には笹森礼子、そして和田浩司には清水まゆみ、っていった面々。ここに吉永小百合、芦川いずみ、中原早苗らの“日活パールライン”から、さらには和泉雅子松原智恵子らが加わって、後にダイニチ映配を経て「ロマンポルノ」に移り変わっていく前までの「日活」を、彼女らは支えてきた。

 最近、チャンネルNECOマイトガイの『流れ者』シリーズを放映してるんで、すっかり“ルリ子”の初々しくも極めつけの存在感にすっかり圧倒されているんだけれど……実は、この日活女優陣の中で、一番のごひいきは「笹森礼子」嬢だったりする。主にトニーとのコンビが印象的で、中でもトニーの(完成した)最終作『紅の拳銃』における盲目の少女役が秀逸だった。すでに私が生まれて間もない頃に、結婚を機に芸能界を引退し、その後表舞台からすっかり姿を消した女優さんではあるが、今も彼女の出演作を観るにつけ、時空を超えて未だ憧れの対象だったりする(;^_^A もう御歳78歳らしいんだけど………

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 時空を超えて、いつまでも若々しさと美貌をフィルムに焼き付け、いつでも当時をみせてくれる、そんな映画の大切さを改めて感じた次第。同じことはスチールにもいえることで、フィルムの、写真の中の彼女は、いつまでも優しい笑みと素敵な容貌を我々に魅せてくれておる(^^)