神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

『特命探偵☆葛城アキ』のこと

 今を去ること6年前の2012年、"広島発ヒロインアクションムービー"第5弾として『特命探偵☆葛城アキ~郷土の怒りをぶちまけろ』なる作品を撮ったことがある。翌13年に公開したものの、とあるブログの批判記事に端を発して、そのリベンジを誓った矢先に家族の大病もあり、まさに絶望のどん底にたたき落とされた苦い経験がある作品である。もっとも作品そのものは、その後東京で公開された際には概ね良好で、今思うと、件の批判記事は飽くまで個人的な見解で、たまたま影響力のある方なんで多くの人がその批判記事に「イイネ」をつけたのが実情らしい。

イメージ 1

 そんな拙作『葛城アキ』をたまたま再見したんだけれど、自画自賛で恐縮ながら思った以上に楽しかった。それというのも、本作に登場したキャストはとても生き生きしていたからだ。批判の記事では「役者に失礼」っていてあったけれど、みんな作品世界を理解した上で、実に真摯にそして楽しく演じてくれている。それ故好き嫌いは個々にあると思うが、決して「役者に失礼」な出来の作品ではなかった。逆に本作では現政権に逆らうようにテーマとして「拳法違反の武器密輸」を断罪している。こんなご時世、結構リスクを背負っているが、こらも本当は自主映画こそなしえる醍醐味だったりする。

 残念ながら本作は3月25日(日)の映画イベント「広島発ヒロインアクションまつり2018」でも放映されないが、また折を見て上映できれば、って考えているし、DVD(BDも)も希望者には販売していたりする(;^_^A

 またいつか、正式に上映したいと願っている(;^_^A