神宮寺真琴のつぶやき~TBossのブログ~

ヒロインアクションの考察から、インディーズムービー・劇場映画の話題まで

『ファイブヘッド・ジョーズ』!

 ムービープラスの恒例の「アサイラム・アワー」。で、今回拝見したのは『ファイブヘッド・ジョーズ』!!(;^_^A

 これには『ダブルヘッド・ジョーズ』から始まる“双頭サメ映画”シリーズの発展系だが、現代が全て「シャーク」なのに邦題が『~ジョーズ』(←これって本来「顎」って意味なんだけどね……)てのは御愛嬌かな(;^_^A

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 ストーリーはっていうと、これがかの『シャークトパス』とあんまり変わらない……っていうか、サメ映画の“お約束”とも言うべき、サメが人間を喰って喰って喰いまくって、結局爆破されるっている相変わらずの設定。海が舞台故、ビキニ姿のお姉ちゃんがわんさか登場しては、これまたお約束のように喰われてしまう。スケコマシ風の男や、端役の男性や、サブキャラのパートナーの女警官や、私利私欲に走って被害を拡大する中年男性といった、いかにものキャラが平等にサメの餌食と化すところがいかにも律儀だったりするヾ(--;)

 それにしても、同じサメまで喰らい、それによって頭の数を増やしていく件の“ファイブヘッドジョーズ”は、あたかも仲間の宇宙人を殺して吸収しながら巨大化していくバイラス星人(by『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』)を彷彿させるが、その誕生に関する説明は一切なし。ヘッドがファイブあるからそれだけ人間を喰いまくるだけさ、との制作者の投げやりというかヤケクソさが設定ににじみ出ていて、何とも清々しいよ(;^_^A

 それまでがどんな展開であれ、件の“ファイブヘッドジョーズ”が駆逐されたら、その余韻に浸るまもなくエンディングタイトルロールになる潔さもGood!

 CG技術の発達によって、どんな無茶なシーンも安価で撮られるよう昨今、このアサイラムのような低予算・ゆえにハチャメチャな映画は、どんどん世に送り出されていくと思う。かつて紹介した『フランケンジョーズ』のように……(;^_^A

 えもとことん付き合ってしまいそう……(;^_^A